『リーガルハイ』第8話

予告からして今回が北の国からであろうことは予想(覚悟)できたけど、まさか『拝啓、貴和さん』で始まるとは思わなかったわwww。
でも前回の予告が本編だった。五郎さんの真似して手を振る古美門が本編だった。何がどうなって五郎古美門になったのか、その前後関係が見たかったのにー!。
ていうか北の国からだと思ってたらトリックだったってのはいいんだけど、広末入れたおかげでトリックっぽさも中途半端で、ていうか黛に突っ込まれながらも多数決を強行したのにいざ結果が出たら双方合意じゃなきゃダメって何がしたいんだコイツ・・・でしかなかった。今期は古美門VS羽生という構図ありきで裁判の内容(依頼人との関わり方)が前回と比べて薄味というか、古美門が(双方の)依頼人を前回ほどは見ていない感じがするんだけど、調停とはいえ今回は酷すぎ雑すぎ。黛の「何か忘れてる気がする」は磯貝のことだったけど(あれ死ぬだろw)、古美門が聴いたのは人間によって破壊される森の悲鳴・・・ではなく磯貝のうめき声(悲鳴)であり、それがドグサレなんて「知るか」ってなオチに繋がってたわけだけど、全然ニヤリってな感じにはならなかったしなぁ。
羽生の黒化はいいとして黛は心配げな顔作ってただけでそれについて何もしてない(関われてない)から黛がNEXUSにいる意味(行った意味)がなくなちゃってるし、ていうか黒化はもうちょい捻ってくるというか黒化という流れこそ予想通りだけどそこに至る道筋ってか理由で意外性を見せてくれるかと思いきやドストレートな黒化で、なんだろう・・・わたしの期待値が高すぎるのかなぁ・・・なんでこう満足できないのだろうか。
でもこれだけは言える。満足できない理由の一つがこれであることはハッキリしてる。
ちょっとお!なんで春樹と蘭丸がなんたらの森でキャッキャウフフするシーンないのよお!!?。
でもまぁ前回あれだけキャッキャウフフしてたのに今回は打って変わってよそよそしい二人・・・と考えればそれはそれで楽しいんだけどおー。


服部さんが密かに経過報告してるのは「ご子息」発言から古美門父であると確定したかなと思うのですが、わたしには一向にそうは見えないものの服部さんの言う「(古美門の)好敵手」が羽生のことであるならば、羽生の黒化もまた服部さんと古美門父の思惑通りなのではないかとも思うのだけど、でも残すところは安藤貴和の裁判ということになるんだろうし(延長があるにしても最終回1話だけってことはないだろうから)、二人が古美門をどう導こうとしてるのか、古美門になにをさせようとしてるのか、それは安藤貴和の裁判によって明らかになる(安藤貴和の裁判に向けての下準備であった)のだとして、じゃあそこに羽生の黒化がどう関わるのかと。黒化したことでこれまでとは違う「敵」にはなるかもだけど刑事裁判なんだから安藤貴和の件で戦う相手は羽生ではなく検事なわけで、ていうか黒化しようがなんだろうが今更古美門が羽生ごときから影響受けるわけがないわけで、となると羽生の黒化は黛に対しての展開ということになるのでしょうが、なんかもう黛の成長すらどうでもいい感じなんだよね。ついに「自分が殺した」と言った安藤貴和の事件の真相、罪を犯したと自白した人間の裁判で古美門がどう「勝つ」のかってことは楽しみだしその鍵を握るのは黛なんだろうけど、そこに羽生が絡むと思うと楽しみ感が薄れるというか、うーん・・・って気持ちになってしまう。