『リーガルハイ』第1話

すごくすごくすごーく楽しみにしてたんだけど、初回はもうこれしか考えられなかった。


田口くんがんばれ超がんばれ!!!!!


さすがにそれなりの形には仕上げてきたものの直前まで演じてたはじけ方のベクトル真逆の役を引きずってる堺さん、まだテンションが上がりきってないガッキー、舞台があったせいか前回よりも演技が過剰な里見さんに対し田口くんだけは前作のまんまナチュラルに飯食ってて、まぁそんな大した役じゃないんだけどさぁ、でもこの草の者を「大した存在にみせない」のは田口くんならではだからだと思うわけで!、美味しいものいっぱい食べてがんばれ田口くん!!と思わずにはいられませんでした。
田口くんにお仕事があってよかった。田口くんもだけどファンにとっても毎週田口くんの姿を見られるってのは嬉しいし安心するだろうしね。


初回で感じた違和感・・・というか明らかに色気出しちゃってんのがわかる過剰演出なのはわざとというか分かっててそういう演出を意図的にやってるのかそうでないのか(初回限定なのか否か)、それは2話以降で判断するにしても、笑いの質が前回とは全く違う感じになっちゃってるのはちょっと不安。初回なのに法廷シーンよりフットサルシーンの方が長い(と感じる)ってのはさすがに違わねーかと。
ていうか撮影時期にモロ舞台があるけど生瀬さん大丈夫なのか!?と思ってたらやっぱコレ旅に出るという名目で姿消すパターンじゃないですかー。しかも小池姐さんも同伴されちゃうとかー。
つまり半沢の敵が 生瀬・小池・矢野の三木法律事務所→岡田ま・古舘寛治黒木華NEXUSに変わるってことなわけですよね?。
いやこれ勝てる気しかしねーだろ(笑)。
羽生は「僕が世界を変える。争いのないみんなが幸せになる世界を作る」と本気で思ってる男のようだけど(『裏』はないってことなんだよね?少なくとも今のところは)、最適なタイミングで使うべく切り札を温存しておくようなやり方については何も感じない(そのカードを切ったあとの黛の立場や気持ちは一切考えない)っぽいから言うなれば夜神ライトの爽やか王子バージョンみたいなもん?と思ったんだけど、肝心の『人たらし』オーラが画面からは微塵も伝わってこないってのがねぇ・・・。だって蘭丸のほうがよっぽど人たらしに思えるぜ?。「爽やか」も「王子様」もその通り!!ではあるけれど、やっぱ岡田まは人をたらしこむよりもたらしこまれるタイプだよなーと。人を振り回すパワーがない。この男と古美門がやがて今回のラストで見せた三木との・・・なんて言えばいいんだろう・・・・・・繋がり?を作れるとは思えないもん。
もちろん単純に三木が羽生にスライドしたわけじゃないってことぐらいは分かってるし、だから三木との関係性と同じになるわけがないってことも分かってるんだけど、前回があれだけ面白かったのってのは打倒古美門に燃える黛視点に加えて“毒を持って毒を制す”三木という男がいたからこそなわけじゃないですか。『リーガル・ハイ』が『リーガルハイ』に変わろうがなんだろうが古美門と黛だけがいればいいってもんじゃないんだよー。
まぁでも半沢流れの新規客が見込めてるってのに初回から『あの』古美門が負けるなんて・・・っ!?などという話をやっちゃう古沢さんのことは信じてるんで、とりあえずは演出!。今回の冷気で部屋を凍らす人間とか(これ脚本上はどう表現されてたんだか知りたい)人間やめると書き置き残して消えた古美門を“街中を走り回って探す三人”などという安っぽい演出は今回だけであることを祈るわ。草の者であるはずの蘭丸に「ウチの先生知らない?」って聞き込みさせるとかおかしいでしょ(こっちも脚本にはどう描かれていたんだかとても知りたい!)。
あ、でもボサ髪でぼそぼそ喋る眼鏡女が眼鏡取ったら超美人!!かと思ったら大したことなかった(笑)ってのは好きw。黒木華ちゃんの見事な使い方だったと思うw。新事務所でのスタイルは全力でないわーだけど。
あとこの役に小雪ってのは男を誑かして保険金巻き上げるような女って大概「なんでこんな女が(そんなにとっかえひっかえ男捕まえられるのか)!?」って思うののパロディのパロディってことなんですよね?w。


たぐちくん蘭丸のことしか考えられなかったと書いておきながら結局グダグダと書いてしまったw。