『刑事のまなざし』第1話

・・・・・・・・・・・・・・・・思った以上に女刑事がダメだわ・・・。わたしの全開嫉妬心を差し引いても目障り耳障りすぎてキツイ。一見身勝手な夏目の行動をそうと指摘(糾弾)する存在が必要なのはわかるけど、一本調子だから誰彼かまわず噛みついてるようにしか見えなくて、周囲が引いた(落ち着いた)演技をしてるだけに浮きすぎてて見るに堪えない。
これだけ包容力のある男性キャストを揃えてるんだから熱血ならもっとドジっ子っぽいほうがいいように思うけどこの人にドジっ子やられてもムカつくだけだろうし、男勝りで気が強いってんならいっそクールキャラにしちゃったほうがいいようにも思ったけどでもこの人がやっても単なる可愛げ皆無の能面になるだけだろうし、つまりまぁ・・・この人じゃなければいいのに・・・ってことです。嫉妬抜きで紅一点顔じゃないよねと。いや嫉妬心はバリバリあるけど(笑)。
桔平は悪くはないんだけどでもこう見えて実は出来る男だってのが透けて見えちゃうのがなぁ。
てか「中年の新人刑事」で「独自の嗅覚(視点)で事件の真相を解き明かす」って、三上博史のトトリ刑事と被るよね。原作読んだ時はそんな風には思わなかったし(トトリよりもはるかに前に読んでるので“トトリと被る”と思ったという意味ではなく変人キャラだとは思わなかったという意味です)、トトリを見ても誰かに似てるとかそんなことは思わなかったわけで、だからそう感じたのは演じるのが椎名桔平だからなのかなと思うのだけど、だとしたらもっと変人っぽさを突き抜けさせちゃってもよかったのかなーと。有起哉は別枠だから(あの飲み屋で一杯タイムに有起哉が参加することはないのだろうか・・・)捜査チームとしては4人しかいないのに、キャラから受ける印象的には松重さんとあんま変わんないんだもん。
まぁドラマの方向性はまだわからないけど原作の魅力は後味悪い事件のなかに切なさがあるところなんで、それを目指しているのであるならばあんま変人キャラにしちゃうと空気感が違っちゃいそうではありますが。
そんな感じの初回感想ですが桔平の取り調べを隣室で並んで見る有起哉とキャナメは期待以上の俺得映像だったんでもちろん引き続き最高レートで!!。有起哉&キャナメ回なんてものがあったらわたし燃え尽きるかも(笑)。