『仮面ライダーギーツ』9話「邂逅F:Wake up!モンスター」

運も実力のうちというし、選んだ卵からモンスターが生まれたとして祢音が使いこなせるか?と言えば疑問だし、だからまあ運と実力を兼ね備えた英寿様がまたもや勝利でデザ神になりましたってところまでは百歩譲っていいとして、ラスボスの倒し方が「ワンパン」って正気ですかよ。
ここで一応一区切りになるわけでしょ?ここで一週休みになる放送スケジュールだって前もってわかってるでしょ?
最後は缶けりゲームと言っておきながら「ラスボスは進化した」の一言でルール変更となり、ゲームマスターがやってきて突如卵を渡してなんのバックルがもらえるかな?って時点で「何言ってんだ?」としか思えんのに、ギーツの卵がようやく割れました→モンスターバックルでした→ワンパーンチ→ラスボス爆発って、アクションで魅せる気皆無じゃん。

つーか開始後しばらくはブーストバックルをゲットしたもん勝ちで、前回はニンジャバックルゲットしたもん勝ちで、今回はモンスターバックルゲットしたもん勝ちって、結局バックルの性能で勝敗が決まるとしか思えないけど、だとしたらいずれバックル争奪戦になることは目に見えてるし(ならなきゃおかしいし)、でもバックルの性能も使い方も一見さんにはわからないから何度もゲームに参加してる古参が圧倒的有利だし、それどころか優勝して希望を叶えたらそれでおしまい(もうゲームへの参加権は与えられない)ってこともなくデザ神となって作った新しい世界でもまたゲームに参加しますよって、作品作りにおいても作品内の設定としてもなんでこんな話がまかり通ってんだかわたしには理解できん。

そんでなに?景和や祢音や道長の「願い」を描いた上で、ゲーム参加者を蹴落としデザ神となった英寿の願いはツムリとギロリと家族になる世界なわけ?次からはホームドラマが始まっちゃうわけ?
英寿には英寿なりの「考え」があってそんな願いを提出したんだとしても、シンプルに「しょーもな!!!」と吐き捨てたくなるんですけど。


もう無理だー。もう無理だよーと言いたいところだけど、でもまだワンクールすら終わってないんだよな・・・・・・。