『霊媒探偵 城塚翡翠』第4話

ここまで原作に忠実であったものがここへきて「違い」が出てきたのがどうでるか。
辿る道が違っても原作と同じ結末になるのか、それとも原作とは違う結末にするのか、そこはまあ間違いなく前者だとは思うんだけど(原作と同レベルの結末をもう一つ用意するのは難しいだろうし、原作よりも劣る別結末なんてお話にならないし)、これどうかなぁ・・・・・・という気がしてきた。

というのも、及川ミッチー演じるフリスク鐘場警部に疑いを向ける天子さんが尾行する→女性とぶつかる→車に乗った警部が目の前を通りすぎる というくだりがあったけど、鐘場をフリーにさせるためだと思ったのに普通にタクシーで車のあとを追えてるし、このシーン意味あります?。
てかこのぶつかった女性は真ちゃんだと思ったんだけど、だとしたらこの行動に意味があるはずだけど、もしかしてあれ真ちゃんじゃなくマジで「通行人とぶつかった」ってだけだったりします?。

と、不可解な描写があったりするのがちょっと不安になってきたもんで。そもそも原作にいない雨野天子をここまで動かして上手く回収できるのかな?と(このキャラは原作に登場する“翡翠を良く思っていない女性刑事”ポジションだろうと思ってここまで見てたわ)。
小説ならともかくドラマとして作っているからには鐘場の娘の件にも何らかの落としどころが必要だし。

「すべてが伏線」と煽っておきながら「え?あれはなんだったの?」が残るようなことにならなきゃいいけど。
逆に真相を解明するための材料として原作にはなかった描写もあったりするから期待もしてるんだけど。