『エルピス―希望、あるいは災い―』第1話

テーマは激重なのに、演出というかノリはコミカルであるところに面白さよりも座りの悪さを覚えてしまうところはありますが(その理由は主にゴードン・・・かなぁ。コミカルといえば「今ここにある危機とぼくの好感度について」で松坂桃李が演じた主人公もテーマに対してなかなかのコミカル演技だったけど、今ここにある~ではそのコミカルさがむしろ面白いと思えたことを思うと大根さんのポップな演出よりもゴードンの演技力によるものかなーと今のところは思うかな)、この長澤まさみはイイ。

長澤まさみの浅川と眞栄田郷敦の岸本、そして鈴木亮平の斎藤にはそれぞれ「昏いもの」があって、それらが追及しようとしている冤罪事件とドラマとしてどう重なっていくのか、メインの三人以外の相関図に載ってる人たちも誰もが「何か」があってもおかしくない面子揃いだもんで初回を見終えた瞬間から溢れるようにあれこれ予想しちゃってるんだけど、とにかく先が楽しみすぎる。楽しみすぎて初回から感情メーター振り切れてるから却って冷静(←いまここ)。