『PICU 小児集中治療室』第3話

高杉くん悠太の問題解決せんのかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!。

予告の感じだと電話の様子がおかしいってんで武四郎が悠太を訪ねたタイミングで重傷の子供が運び込まれてきて、対応できる医師がいなくて悠太が診るしかなく、居合わせた武四郎が「二人でこの子を助けよう」とサポートに入って無事命を取り留めました。悠太はパワハラと激務で苦しんでいることを武四郎に話し、武四郎も指示を無視して子供に告知してしまったことで大変なことになったことを話し、PICUに来いよと、俺がまた間違えそうになったらお前が止めてくれよという武四郎の誘いを悠太は受けて、次回からのPICUはド美形パラダイスです!

ってなことになりそうな感じじゃなかったです??。
もっとアワアワするのかと思いきや、救命医として冷静かつしっかりとした仕事っぷりを見せたけど(それだけ経験を積んでることがわかる)、結局悠太は苦しみを武四郎に話すことが出来ず、悠太の問題ひとっつも解決しないだなんて・・・・・・。

それどころか患者の子供と父親のために頭を下げまくったしこちゃん先生の想いが伝わり、PICUのスタッフが一気に増えてついに正式稼働とあいなりましたって、じゃあもう悠太のPICU入りは(ひとまず)なくなったということか・・・・・・。
いやでも中尾明慶の東上先生救命と掛け持ちとか限界あるだろうし、東上先生の代わりに悠太が入る可能性もあるよね?とは思っておく。

ていうかその父親が結木滉星くんでビックリ!。
吉沢亮仮面ライダーメテオ)と高杉真宙仮面ライダー龍玄)が子供を救うところへもってきて子供の父親がパトレン1号とかどんだけ狙ってんだよ!ありがとうございます!!。
子供と父親を結び、そして前回しこちゃん先生がやらかした「その後」要員としての子供の話を繋ぐのが「特撮ヒーロー」だし完全に狙ってのキャスティングですが(ここはもう断言していいかと)、小学生を頭に三人の子を持つ父親に結木くんってのはちょっとまだ早いのでは?と、父親が結木くんだと判った瞬間はそう思ったんですが、(田舎あるあるで)若くして結婚したトーチャン感はあったし、父親役もイケるな!とわかったことは収穫だわ。

スタッフを増やすべくこれまでさんざん植野先生がお願いしていたというのに、しこちゃん先生が「三日」頑張っただけで人員が揃ってしまうってのはドラマとはいえ気持ち的に引っかかるところがなくはないわけで(前回あれだけ「みんなで決めたこと」の意味を説かれたというのに今回もまた「温存できませんか」と言うのにはイラっとしたし)、そこを一旦はダメだったとし、植野先生に「本当は僕も人員が集まることを心のどこかで期待してたんですけどね」と言わせることでその引っかかりを無くすところは上手いよな。
話をすることはできないけど耳は聴こえてるよというしこちゃん先生のアドバイスを聞いて、大好きな特撮ヒーローの話をしてたのがちゃんと「聞こえてた」ってのにはうっかり泣いてしまったし、今回はとても良いヒーロー回であった。