『極主夫道』第2話

そこにつっこんだらたぶん負けだとは思うんだけど、娘に最近太ったんじゃない?と言われてしまった龍がフラフープ→不審者扱い→美久「フィットネスでも行けば?」→会長の紹介でお試し会員に という流れだったのに対し剛拳の虎こと虎二郎がフィットネスクラブに来てたのはなんでなん?。
喧嘩祭で水竜町婦人会の助っ人として呼ばれたのはフィットネスで顔見知りになってたから(龍の対抗馬になってくれと頼まれた)ってことで納得できるんだけど、そういうことなんだとしたらなおさら虎がフィットネスクラブに行こうと思った理由が知りたい。

元ヤクザの龍が町の人たち(というか主婦仲間)に受け入れられてるのはドラマが始まる以前にその主夫力でもって会長以下婦人会の面々をねじ伏せたからってことでいいんだけど、虎は違うじゃん。虎は「服役中に組がなくなったことで一人になったヤクザ」じゃん。そういう存在が龍と同じ扱いでふわっと堅気の世界に混じっちゃっていいの?と思うんだけど(姐さんは組を解散したから一応堅気ってことでギリセーフ)。
ヨガのポーズをヤクザ世界のソレに例えて張り合うのは面白いけど、ただでさえ「ねーよ」って設定なんだからそういうところを適当に流されちゃうと笑えるものも笑えない。
ショバ争いを引き金に勃発した婦人会の抗争を見るに『普通の主婦』のほうがヤクザよりもよっぽど怖いわ・・・ってな話だったのかもしれないけど、それを笑いにするためには虎の立場を明確にしなきゃダメじゃない?。