『極主夫道』

事情があって極道を引退し主夫になった「不死身の龍」が主夫として妻子や町の住人や極道や警察とあれこれドタバタするんだろうという事前予想の通りのドラマでした。この若さで小学生の子供がいながらバリバリ働いてる女性と結婚したことも含めその「事情」が初回では全く語られず「伝説の極道が妻子のために引退し、主夫としてバリバリ働いてます」以外の説明はないんだ?とは思えどあまりにも予想通りだもんで初回の時点で既に慣れてしまいましたが、これこの先どうすんだ?。

元極道であることがバレてはならないってことならわかるけど、近所の人たちにもお料理教室の人たちにも普通に受け入れられてんじゃん。娘だって父親があんな風貌であることを友達に隠すわけでもなく嫌がるわけでもなく、毎回龍のヤクザな言動を周囲の人間が勘違いしてドタバタするにしても繰り返すけど初回の時点でネタ・コメディとして慣れちゃったし(先が読めちゃうし)ほんとこの先なにすんだろう?。

極道からは完全に足を洗ってるのかと思ったのに、弟分の尻ぬぐい&親分に頼まれたからって極道の世界に首突っ込んじゃってるし、「極道」と「主夫」の間にあるはずの境界線もあってないようなもんだしなぁ。

と思ったら、ライバルヤクザ?で滝藤さんも出るんかい!。公式で次回の内容を確認したら組は解散して稲盛姐さんはスーパーで働くことにってなんだソレw。

不死身の龍が周りを振り回すのではなく不死身の龍の周りでアレコレ起きるけど龍はあくまでも主夫をやってるだけってな感じになるのかな?。だとしたら毎回新キャラ出せばなんとかなるか。

なにやら原作のエピソードをいくつかつなげて1話にしてるようですが、斗真の「俺の話は長い」みたいに2本立てで作ったほうがネタのキレもテンポもよくなりそうに思うんだけどと思いつつ、入れ墨上裸な玉木宏のビジュアルだけでどこまでいけるか(わたしが)。