『六本木クラス』第12話

え?ちょっとまって?。逮捕され、父親に切り捨てられ愛人の子である弟にコケにされ、見た目こそダークモードになってるものの物語的にはもはや蚊帳の外になるのだろうと思ってた龍河さんがここへきてど真ん中で暴走してるんですけど!?もはや龍河の物語になっちゃってるんですけど!?。
新だけでなく龍二もやってきたってんでその姿を階上から見下ろして「ウハ!(喜)」って顔すんのマジ最高なんですけど、ていうかちょっとまって!?お父さんに電話して「どこで間違えちゃったのかな」って、これあれじゃん!「早乙女太一は闇を背負わせたら日本一」のやつじゃん!!。龍二を苦しめたいなら葵を傷つけるのが最適解だろうに、ちょっと泣かせたぐらいで勘弁してやるとか早乙女太一比ではかなりマイルドな闇だけど。

てっきり新の力になってくれるんだと思ってた斬鬼さんが金で雇われて葵を攫い新を撃ったのは笑ったけど、ここへきて斬鬼さんがこれほどの「らしさ」を見せてくれるだなんて、ここまで見続けてよかったよーう!
いやでも斬鬼さん的には新も龍河も「自分に媚びなかった男」であるわけで、開店祝いを送ったけど新に肩入れしているというわけでもなく、ヤクザとして仕事をしただけなんだよね。
それにしちゃ「銃撃された新」を病院に運ばせちゃうとかツメが甘すぎるってか、4500万(多分そうだと思う。トランクにびっしり札束が詰まってるほうが“映える”のに微妙な隙間があって、そこにあと5束入れれば5000万になるけど4500が限界だったのだろう・・・)の仕事にしちゃお粗末と言いたくなっちゃうけどさ(組織のトップかどうかは知らんけどあの場に居るヤクザのなかでは一番立場が上だろうに、自ら手を汚す斬鬼さんはこれでまたムショに出戻るんだろうなw)。

斬鬼さんがトドメ刺さずにいてくれたおかげで父さんと再会できた新・・・はまあ(どうでも)いいんだけど(生きているのに解りあえない龍河と茂親子との対比として必要であることはわかる)、三途の川を渡る橋で新おまえはこっちに来るなって言うと思ったのに「行かない」っていわれて「え?なんで?」って顔する新パパにはくっそ笑ったわw。息子道連れにする気マンマンかよとw。

でも刺された新のベッドの横で彼女ヅラして目を覚ますのを祈りながら待ってる優香はさすがに気の毒・・・。長屋に退職届を出してようやく自由になる(なれる)と思ったら10も年下の若い女に新を奪われましたって、次は優香が闇落ちするんじゃ・・・。