『六本木クラス』第11話

斬鬼さんまたムショに入ってんのかよww。
刑務所という閉鎖的オブ閉鎖的な場所で長いものに巻かれることをせずオノレを貫く、ていうかかつての新と同じく「斬鬼さんに挨拶をしない」龍河を見せるためだけに刑務所に入れられる斬鬼さんには笑ったけど、でもこれだけで龍河が「かつての龍河とは違う」ことが解る。斬鬼さんはそのために必要な存在。

桐野が見かけた「出所した龍河」のオーラやばい。雑踏の中から黒一色の龍河が見えた瞬間キャヒィッンって声が出たもんw(封刃師の駆を思い出しちゃう!)。
後には引けない龍二が一皮むけば「父親と同じ」人間であることが判った今、もはや龍河に出る幕はないのではないかと思ってたけど、地獄を見た(注:龍河さん比で)ことで凄みを帯びたシン・龍河になってるっぽくない!?なってるよねこれ!。そら桐野も震えちゃうってなもんですよ。

とか思ってたら予告で葵を誘拐してるっぽくて、あ、そっち?となりました・・・。

自分から「長屋の後継者」の座を奪ったのは宮部新であるわけだから新に復讐しようとするのは龍河の性格を考えてもまあ当然のことなんだけどさ、龍河の「恨み」は父親に向かうと思ってたんだよね。
病室での会話、口調も以前にはあった媚びるような縋るようなものとは違って距離があるというか、冷めてるような感じだし、4年の月日が経っても自分を利用したあの頃の父さんと「変わってないね」と確認する物言いに聞こえたし、だからその父親をどうにかする、ズバリ言っちゃうと殺すつもりで刑務所内で黙々と身体を鍛えてたのかなと思ったんですよ。鍛えてるっつっても腕ほそかったけどw。
なので病室から去り際に言った「僕が長屋を守ってあげるよ」ってのは、そのまんま後継者という表舞台ではなく裏から長屋を守るよってなことだったのかとややガッカリ。
切り捨てられてもなおお父さんの役に立とうとする龍河さんはそれはそれで哀れで良いんだけどさ。
ていうか「いつの間にか面白いヤツになった」龍二の煽りに思わず胸倉掴んで引き寄せる龍河さんカッコよかったよねえええええ!。