『六本木クラス』第10話

え?10億の融資の話って、それ自体が長屋会長の仕込みだったの!?
確かに「突然」という感じは否めなかったものの、三ツ星料理バトルに出て1位通過をし、りくが美人シェフとして話題になってるタイミングだからアンテナびんびんの投資家が食指を伸ばしてもまあおかしくはないのかなと思ったし、10億という吹っ掛け金額に乗ってくれたのもそれだけイケイケ投資家なのだろうぐらいにしか思ってなかったんだけど、そもそもが長屋会長の仕掛けであったとはビックリ。

だって秘書から10億の投資に投資家たちが追随し合計20億近くになる見込みだと聞かされたときの会長、シメシメしてやったり感皆無だったよ?。あの場に相川専務とか優香とか、宮部新に通じてる者がいるなら自分の仕掛けだと悟られないように“顔を作った”のだろうと解釈できるけど、あの場にいたのは秘書だけなんだしそういうことならほくそ笑むぐらいしろよー。

でも今回は龍二。前回みんなの前で社長に「葵を女としてみたことはない」と言わせるという陰険さを見せたところに長屋の血を感じたと言ったら言い過ぎか?と感想のなかで書いたけど、今回のこの卑劣なやり口を見て確信したよね。完全に長屋の血筋じゃねーか。
ていうか龍河が新がムショ帰りの前科者であることをバラしたのは打ち合わせの場であったことを考えると、龍河よりも龍二のほうがよっぽど性悪じゃん。

そこに育った環境という因子があるにせよ、葵に「長屋を継いで」と言われたからみやべを蹴落とすために、りくとの関係性の上でこういうことができる龍二は龍河よりも悪質ってかいっそ怖い。
龍河はどこまでも単純だけど、龍二の闇はわたしが思ってるよりずっと深そう。


って、予告に出所したらしき龍河さんがいたーーーーーーーー!!ムショに入ってたのにヘアスタイル変わってないけど(笑)。
次回のどこかの時点で6年の時間が経過するのか。その頃には龍二どんな感じになっちゃってんだろうな。以前のノリで声かけて呆然となる龍河さんが目に浮かぶわ・・・・・・。