『おんな城主 直虎』第30回「潰されざる者」

方久から情報を引き出す政次さん完全にインテリヤクザにしか見えなかった。インテリヤクザ好きのわたしちょっと気を失いそうになりました。
インテリヤクザといえば今回の氏真もそれっぽかったけど氏真のゲス顔はゲスすぎてわたしの好みではなかったw。でも方久を嬲る氏真はおばば様亡き今完全に腹を括った感が伝わってきてほんとうに好演してるよ!全ておばば様の描いた絵図通りに進めてるわけだから氏真はただそれを実行してるだけなんだけど(但馬は直虎と同じ穴の貉だとバッチリ見抜かれてて死してなお寿桂尼様の恐ろしさを思い知らされる・・・っ!)、そこいらへんの遣る瀬無さを含めて松也さんお見事ですよ!)(あと松也氏真は雅なお召し物が似合っていいよねー。何色でも似合っちゃうよねー。←もはや褒めることに躊躇も遠慮もしなくなってるw)
ていうか方久に喰ってかかろうとした頭を政次が抱きかかえるようにして止めたのやばい。「こちらから仕掛けてみるか」で頭とどこをどう経由してこの計画を練ったのか見た過ぎるんですけど。
かと思えば「所詮は犬」呼ばわりからの直虎とテレパシー。
そしてトドメの「俺を信じろ。信じろ、おとわ」。
そんでもって予告で「地獄へは俺が行く(ずぶ濡れ)」。
この展開のために碁を通じて語りあい解りあう場面を重ねてきたんだなと感じ入りつつ、エア碁から「俺を信じろ」にかけての政次の覚悟と気迫は凄まじかった。
このシチュエーションこの(ドラマ内)タイミングで「おとわ」呼びとか分かっていてもピギャらずにはいられない。
その時に向けていよいよラストスパートかけてきたよ。きましたよ。そろそろ心の準備をしなければなりませんな。
あー一生くんに「俺を信じろ」って言われたい。そして雑巾のように裏切り捨てられたい。