『任侠ヘルパー』第8話

時間がすぎるのがめっちゃ早くてビビッたわ!リアルに「もう終わりっ!?」って言っちゃったもん。やはりこれは田中哲司のせいだと思いますッ!(きっぱり)。
ていうか鷲津組の幹部役?の鈴木一真がどうみてもヨコヤでしたありがとうございますw。
てか家中に母親のメモ書きを大きな字で書き直し、自分に隠し事をしなくていいんだよってのを言葉ではなく行動で示し、母親に泣きながらギューっと抱きしめられつつも頑張って浮かべた笑顔を必死で保ちそしてメモを書き続ける健気で強い(子ぶってる)与六に、いや涼太にブワッて泣かされたわ・・・もうなんなのあのめんこい物体は・・・・・・。それなのに次回は大好きなママから「お母さんは?」って聞かれちゃうだなんてえええええ兄貴いいいいいいなんとかしてあげてよ兄貴いいいいいいいいいいいっ><。よく子供と動物には勝てないって言うけどさ、加藤清史郎くんは「子供の枠」を超えてるわ。ただ可愛いってだけじゃなく見てる者の心のどこかを掴む決定的な何かを持ってる。多分これこそが“天賦の才”ってやつなんだ。


坊ちゃまが極道の人間どころか鷹山さんとかなり近いポジションにいることがついに明らかになったわけですが、ラメラメスーツで火を差し出す(ホストみたいな)坊ちゃまハァーーーーーーーーーーン★。てことは、坊ちゃまは彦一さんたちの素性を知ってるってことよね?。つーかもし知らなかったとしてもあれだけ出来る男だったらいい加減こいつら堅気じゃねえな?(普通じゃねえな?)って気づいてそうなもんだけどねw。仕事終えて出かけるときの格好がどいつもこいつもアレだし(笑)。で、疑問に思うのは坊ちゃまが若頭から直接指示(密命)を受けて動くような立場であるなら六車さんあたりが知っててもおかしくないかなー?と思うんだけど、全然そんな素振りはないってことは坊ちゃまの存在そのものがでは組内では伏せられてる・・・ってことなのかなぁ。予想ってか願望としては、坊ちゃまは鷹山さんのかつての恋人の子供(つまり藪と異母兄弟)で、相手の親に交際を反対され別れた後で坊ちゃまを妊娠したことが発覚し、家を出て一人で生んで育ててることを藪が生まれた後で知った鷹山さんは秘かに生活の援助をしていて、堅気として生きてもらいたいと願ったものの坊ちゃまの中に自分の血=極道の血が確実に流れていることを知り(坊ちゃまも父親のようになることを希望し)、ならば兼ねてから考えていた介護事業のシノギを任せようと数年前からヘルパーとしてのノウハウを学ばせていたとか!彦一さんたちは坊ちゃまの右腕としてのテストをされているとか!。もっと言っちゃえばクーデター起こそうとしている相島さん(羽鳥の女秘書は金と身体(笑)で取り込み済み)にも鷹山さんの息がかかってて、ハートフルバードを合法的に手に入れそれを坊ちゃまに任せようとしてるとか!!。
・・・となると所長・大杉漣が気になるところなんだよなー。鷲津組が組長をそれこそハートフルバードみたいな高級ホームではなくわざわざタイヨウに入所させたのはりこを走らせて組長を始末させようって計画だったわけだけど、所長はそういうことがありえることを見越した上で受け入れたのかなー。そもそもあのホームにヘルパーが総勢何人働いてるのか知らんけど、坊ちゃまも入れたら7人もヤクザが働いてるって時点でおかしいもんなw。杯こそ交わしてないものの半堅気ってかヤクザ業界に片足つっこんでる人で、鷹山さんとは個人的に通じてる・・・とか。鷹山さんに介護事業が宝の宝庫だってのを入れ知恵したのは実は所長で、タイヨウをああいう形で運営してるのもハートフルバードを釣り上げるための作戦の一貫だとか!!最終回で所長がヤクザスーツ+サングラスに着替えて鷹山さんの隣に立ったらどうしよー!(そして逆サイドにはもちろん坊ちゃまが)。ついでに、なにげにそこいらへんの事情を完全でなくともある程度知ってそうな気がするあのおばちゃんヘルパーも半堅気(所長の昔っからの片腕)とかだったりして!!w。
まぁ普通に考えて坊ちゃまは隼會本家に所属してる構成員で若頭の鷹山の元へ介護事業開拓の先鋒として貸し出されてるのだろうし(だから2次団体に所属してる彦一たちは坊ちゃまを知らない)、所長は・・・鷹山の高校時代のツレ(昔のヤンチャ仲間で今は真っ当に生きてる)とかそんな感じだろうけどw。
で、今回りこさんが言った「お前もヘルパーにしか見えなくなってきた」ってのは、そんな若頭たちのやり方が許せず、そして羽鳥と涼太の親子を守ろうと立ち上がった彦一さんが結果的に組に逆らってしまう・・・てのの伏線だったりしますかっ!?そしたらきっと彦一さんを兄貴と慕い晴菜ちゃんのおっぱいに夢中な五郎ももれなくそっちの立場になっちゃうのよね!いいわいいわー!><。


鷲津組の組長って、何話かで組員たち(何で今回は兼悟がいなかったんですか!?)にお誕生日会開いてもらってたよね?w。あの時はまさか自分が組員たちにこんな目に遭わされるだなんて思ってなかったんだろうなぁ・・・なんて思ったらちょっと悲しくなってしまいました。昔はブイブイオラオラ言わせてただろうに、最期は家族もお見舞いに来てくれない孤独な老人に共感(依存)し自らの孤独を紛らわせることしか出来ないなんてね。それどころか病院まで付いていっちゃったことにはちょっと驚いちゃったんだけど、このドラマのいいところってのはこれまで施設に預けっぱなしにしといたくせに「少しでも長く生きて欲しい」と家族(息子)は延命を望み、それに対して「本人がそんなことを望んでいると思うのか。そんなものはお前の自己満足だ」と組長に言わせ、そしてその組長に対して彦一さんに「それは他人が口出しすることじゃない。それは家族の問題だ」と言わせるところなんだよな。組長の言葉を聞いて息子家族が心入れ替えたり、見舞いにも来ない薄情な家族だと思ってたのに実はそれには深い事情があったせいで本当は家族から大切にされてたのでしたーとかそういう安易な『いい話』に持っていくのではなく、それぞれの立場でそれぞれの想いをドライに描き(つっても肝心のナツオさんの気持ちは分からないんだけどね。恐らくそこいらへんは次回ナツオさんが必死で書いてた「あな」の続きで明らかになるのだろう)、あえてそこに答えを出さないところが素晴らしいと思う。まぁ答えなんて出せないんだけどね。