『任侠ヘルパー』第3話

ちょおおおおおおおお!またもや出たよ、田中哲司が!!!なにこのカッコいいヤクザ!!!!!情けない笑顔だったりトホホな笑顔だったりごまかす笑顔だったり胡散臭い笑顔だったりを浮かべない田中哲司をテレビドラマで見るのはちょっと久々な気がしましたがとにかくカッコいい!全力でカッコいいんですけど!!。若い女が組長だなんて認められない若頭・田中哲司が奔放な女組長に振り回されるうち、いつしかその男気と女のギャップに惚れてしまうドラマが見たい!敵の組から狙われる女組長の楯になる田中哲司が見たい見たいみたーーーーーーーーーーーい!!

1.2話のゲストと比べると知名度という点では比べ物にならないのでしょうが、知顔度という言葉があるならば決して引けをとらないであろう森康子さんの熱演がすごすぎて全力鬱になりました・・・節子さんの「たかし〜」はキツすぎるよ・・・・・。そしてその「たかし」がまたね・・・DQNやらせたら現在若手最高峰の忍成くんだもんで、二人の相乗効果たるや凄まじいものがありました。本能的に怖かった。単純に暴力という行為への恐怖心に加え、こんなことをされてもなお唯一側にいてくれる「家族」だからと孫を求める節子さんという存在も怖かった。誰にだって高志にも節子さんにもなる可能性があるってことが怖かったです。
前回の感想で、プライドを失いかけた老人を彦一がその身体を投げ飛ばすという超絶強引な方法でもって立ち直らせたという展開に対し、「任侠ヘルパー」という設定ならではだなと書いたのですが、今回もまた任侠(ヤクザ)という設定と「介護」というテーマを上手く結びつけたなーと感心しました。今回最も重要な台詞は「ヘルパーは家族にはなれない」という一言だったと思うのですが、暴力を振るう孫を求めて錯乱する祖母の姿を見せられたことでそれを否応なく実感させられたし、そしてもちろん今回のメインだったりこもまたそうだろうと思える。で、祖母から孫を取り上げる(引き離す)というシチュエーションを作るのに、孫が犯罪者として逮捕されるという普通に考えればかなり強引な展開を用意したわけだけど、これは「任侠絡み」なのでさほど不自然な展開だとは思わなかった。まぁ「任侠ヘルパー」って時点で強引過ぎるほど強引なんだけどねw、3話まで見続けた視聴者としてはそこはもう慣れました^^ってなもんでさ、だから孫が薬の売人だってのも特別違和感なく受け入れられたし、そっちの話がヘルパーとしてのりこと繋がるのも不自然ではなかったと思ったし、その上で女組長・りこの微妙な立場と実は情に篤いところも描きつつりこ→彦一フラグも立ててきたし、これは見事な展開だなと。しかも結果としてりこが取った行動がばーちゃんにとって良かったとは言い切れない・・・というバッドエンドだったってのが(ドラマのオチとして)良かったと思った。毎回言ってるけど現実とのバランスだよね。この後味の悪さこそがこのドラマの持ち味なんだと思う。嫌いじゃないです。


てかさー、彦一さんモテすぎじゃねえ!?彦一さんが食ってたのってコンビニかホカ弁屋のカレーだと思うんだけど、人参入ってすぎじゃねえ!?ってのはアレとしてwちまちま人参避けるような「ちっちぇー男」だしクサナギさんなのにw、やたらとカッコよく見えるのだけはイマイチ納得いかないんですけど(笑)。あのタイミングで助けに現われたらさすがのメイサも惚れるっつのな。そしてその状況を演出したのが現時点ではそのことに気づいていないライバルの爆乳仲ちゃんだってところが燃えるわっ!!
そしてイーグルさんはやはり仲ちゃんの乳狙いと(笑)。イーグルさんが失恋するメイン回はまだですか(笑)。