『仮面ライダージオウ』第43話「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」

子供は回毎のタイトルなんて気にしてないとは思うんだけどさ、それでも子供番組で「コンフィデンシャル」などという言葉を使うのってどうなんだろうなーと思うところはあるかな。「ツクヨミに対して秘密にされていたこと」「ツクヨミだけに明かされる秘密」という意味として「コンフィデンシャル」という言葉を持ってきたのでしょうが、普通に「ツクヨミの秘密」でいいじゃないかとわたしは思う。


それはさておき、え・・・・・・?海東おまえなにやってんの・・・・・・・・・?。
スウォルツから時止めの力を貰った(与えられた)けど言いなりになるのも癪だからと奪ったグランドジオウウォッチを力を奪われた(ところを見てた)オーラにあげちゃうのは何考えてんだかわかんない海東らしくてよかったのに、何考えてんだかわかんないと言いつつ決めつけるけど『士の力が誰かに奪われる』ことを良しとするとかわたしの海東はそんな男じゃないだろう・・・・・・?。
そんな男じゃないからこそ海東は何かを企んでいるのだとは思うけど、思うけど!それでも半分ノースリのヘアピン男が「士の力」を奪う手伝いをするようなヤツじゃないだろうよ・・・・・・。
(いやまてよ?半分ノースリ男に奪われた士の力をボクが取り戻してあげるのさプレイってセンはある・・・・・・・・・か・・・・・・?)


明らかになったスウォルツとツクヨミの事情のほうも

・スウォルツとツクヨミは兄妹でどこぞの王族でした
・時止め能力を持つのは王族のみで、当然最も力の強いスウォルツ(兄)が王の後継者だと思ってたらツクヨミ(妹)が後継者指名された
・怒った兄は妹の記憶を消して別の時空へと追放した

ここまでは大体わかった。

・妹の追放先はオーマジオウが支配する世界で、それは常盤ソウゴの世界の時間軸上(その先にある未来)であり、そこで妹はツクヨミとしてレジスタンスの一員となった

これが1話の時点ってことだよね?。これもわかった。

・妹を追放した兄スウォルツはオーマジオウが支配する世界にやってきて、「タイムジャッカー」を名乗りオーラとウールに力を与え「代わりの王」を擁立するために活動する
・その実「代わりの王」ではなく「自らが王となる」ことがスウォルツの真の目的であり、そのために妹の力を奪った


ここが全然わかんねえ。
もしかして妹追放したのにスウォルツお兄ちゃん「王の後継者」として認めてもらえなかったの・・・?
だったら妹を追いかけてさっさと能力奪って実家に戻って王になればいいのになんでわざわざ別の時空の王にとって代わろうとしてんの・・・?
もしかして実家追い出されちゃったの?もう本来の世界で王になることはできないの?だかわざわざ追放したはずの妹のいる世界にやってきて王になろうとしてんの?
だったらなにも2000年生まれが王になるとか言ったり目的を偽って子供二人を仲間にしたりアナザーライダー作ったりしてないで妹の力奪ってさっさと自分が王になればいいのになんでこんなまだろっこしいことやってんの?


主人公=ジオウの「対」となる存在であるはずの加古川飛流=アナザージオウの扱いが酷すぎるのはもはやどうでもいいけど(誰でもいいからさっさと飛流に「本当のこと」を教えてやれよと。飛流くんナチュラルクズっぽいから今更本当のことを知っても改心などしないかもだけど、それでも自分の運命を変えた本当の相手が誰なのかを知る権利はあるだろうよ)、スウォルツさんはアナザーディケイドになるのではなくアナザージオウ2になったほうがよくない?。それならオーマジオウを倒して自分が王になるためにオーマジオウと同じ力を手にするべくアナザーライダーを生み出していたってことでぼんやり納得できる気がするし、なによりスウォルツに「ディケイドの力」を扱えるとは思えないもの。

ていうか、オーマジオウって今現在どうなってんだろうね?。ここ数話、加古川飛流が魔王として歴史が書き換えられてたものが元に戻ったことはわかったけど、スウォルツがあっちこっちから力を奪ったことだしいい加減当初の「オーマジオウ」にも影響があるんじゃないかと思うのだけど、残り7話ってところまできても主人公が「何と」「何のために」戦ってんのか未だにわかんないってすごいな。