これまで生かされ続けたブロス兄弟は最後になぜか万丈を助けて「たまには誰かを助けるのも悪くない」などと言って消滅し、結局なんのために存在していたのかわからないまま星を滅ぼすことが趣味の地球外生命体に「金はいくらでもやる」と命乞いするというド小物っぷりをさらした難波会長がエボルトに殺され、内海が難波会長の杖ボキしてエボルトに付きました。
どうしよう、「ああそうですか」としか思わない。何か月も見続けてきたキャラクターたちが死に、そして裏切ったというのに、さざ波ほども感情が揺れることはなかった。人体実験を繰り返す秘密組織ファウストを支援する日本屈指の軍事企業とかとても魅力的な設定だったのにな。
もうひとつのエボルドライバーどっから出てきた？ってのは誰かが作ったんだろってことで気にしないとしても（いや気にはなるけど）、スタークがエボルトになるために、万丈の身体や戦兎の身体を使ってのフェーズなんちゃらを繰り返すのにさんざんっぱら「ハザードレベル」がどうのこうのってやってきたのに内海はベルト付けた直後こそ「ウッ・・・！」つって苦しんでたぐらいでシレっと変身できちゃったんだけどそれでいいんだ？。
エボルトに付いたと見せかけて懐に入り込んでどうにかしようとしての「ならば答えは一つ！あなたに忠誠を誓おう！」なのではないかと予想はしますが、内海というキャラクターがどんな人間であるかの本質がわからないから裏切ったフリして難波会長の仇を討とうとしたとか幻徳に協力するとか、いずれそんな展開がきたとしてもやっぱり「ああそうですか」としか思えなさそうな気しかしません。ガチで裏切ってんだとしたら難波チルドレンとはなんだったのか・・・とは思うけど。
ていうか本気かどうか知らんけどエボルトさん「地球滅ぼすのやーめた」って言いませんでした？。え？ちょっとまってうそでしょ？（笑）。
あとこれは本気でムカついてんだけど、内海に協力を依頼された幻徳に「三馬鹿殺した西都を許せないから俺は協力しない」とかカシラに言わせたのはなんなの？。ちょっと前幻徳とタイマンやってお前のこと許せないけどあいつらに「カシラちっちぇーな」って笑われるから一緒に戦おう待ってるからって言ったのに、ほんとなんなのこれ？。まぁこれが幻徳自身からの協力依頼だったらカシラも了承したんだろうと、幻徳の頼みってよりも西都の、ひいては難波重工の頼みだから聞けねえっつったんだろうけどさ、そういうのグッと呑みこんで共に戦ってくれるのがカシラという男だとわたしは思ってたんだよクソクソッ。
記憶が戻ったらというより目が覚めたらという感じではないかと想像しますが、自分の顔が全く違うものになっている仕組みや構造が激しく気になるものの「顔」自体は悪くないと、むしろ喜んでそうな葛城巧はちょっと面白かったし嫌いじゃないですｗ。
