- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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という昼ドラですか?と聞きたくなるような話なんですが(帯文に『失踪した弟の嫁に会った瞬間、俺は雷に撃たれた』とデカデカ書かれてるぐらいですから狙いとしてはそっち方面で間違いないだろう)、なんでそんなしょーもない話の感想をわざわざ書き残そうと思ったかというと、この楓という弟の嫁がまったくもって魅力的ではないからなのです。どれだけ顔が綺麗だとしても30過ぎて“カーリーヘア”とかないだろ。それで夫の実家で行われる家族会議に参加するのに真っ赤なスーツ着るとか、普段もオレンジのミニスカだったかミニワンピだったか着てるとか、そんな女をヘアスタイルに言及することなく作中の誰もかれもが「綺麗」と言うとかないわー。所謂“タダ者じゃない”この楓の真の目的・正体が最後に明かされるわけですが、明かされてなお、というより明かされてますますなんでこんなヘアスタイル設定にした?としか・・・。東野さんの趣味・・・・・・・・・なのだろうか。