『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』第5話

いやこれほんと面白い。パロディという手法は同じでありテレビ業界の裏というか暗部というか闇というか、それを暴くまではいかないんだけどちょっと突っつくという縛りで毎回違うネタをチョイスしてるんだけど、ネタに対するアプローチの仕方が毎回趣向を凝らしてて、それがわたしの好みと合致してて、さらに毎回毎回着実にデカダンス(+胡桃沢くるみw)に対する愛情・愛着が増す作りでありその中でじわじわと本筋が進む(進んでるっぽい)というこのバランスがわりとすごいレベルでキマってる。
わたしテレ東ドラマといえば不動の1位は鈴木先生を差し置いて「美味學院」というドラマなんですが、このドラマはそれと同じ匂いを感じる。デリ学と同じく思いっきり馬鹿なドラマを全力で作るという熱意と活力を感じるんです。視聴者を舐めてないし媚びてもいない。その上で視聴者に届く「ドラマ」はくだらねえwwwって笑えるものになってる。そこが好き。
タツヤじゃないほうの馬鹿の編集されたVの使いかたとか絶妙すぎてクッソ笑ったわーw。前回の感想でも書いたけどこのキャラの使い方・描き方は素晴らしい。それに対するタツヤの頭悪い全力ツッコミもよかったw。
で、近藤芳正さん演じる課長がいっけいの死を報じるニュースを見ながら曰くありげな表情を浮かべてたのに続き今度は野間口さん演じる島崎さんが今回見事にその悪事を暴いてやった古舘寛治さん演じる悪徳ディレクターの名前に×印つけてて、いよいよデカダンスが何のために作られたのか、デカダンスに課せられる真の使命とは何なのかってことが見えてきたっぽい(あくまでも「っぽい」)と、毎回のネタも楽しみだけど本筋のほうもほんとに本気で(笑)楽しみになってきた!。