『コウノドリ』第7話

助産師と産科医の間にあるアレコレ、それぞれの立場による想い、そういうものは「仕事」レベルで理解できたし、吉田羊さんと冨士真奈美さんのやりとりも素直にいい話だなーって思えたんだけど、今回の自然分娩に拘る妊婦の気持ちがやっぱりわたしには理解できないからさー、「お腹を痛めて産んだ子」って言うぐらいだからそりゃ痛みに耐えて絶叫して自然分娩するほうが心理的に「上」なのかもしれないけど、でも予後的には帝王切開のほうがキツイって聞くし身体に傷だって残るわけだし、どっちもお腹痛めたことには変わらないと思うんだけどなーってところで止まってしまうんだよね。殺菌含めてちゃんと準備が整った場所であればどこが産もうがどう産もうが、出産は出産だろ?と。そういうことをサクラ先生が優しく語っていたし、痛くて苦しくてのたうちまわってようやく産んだら産んだで産後鬱っぽくなっちゃた妊婦と並行して描いたことでバランス取ってたし、さらにそこへ小松さんを絡ませることできめ細かいフォローができる『助産師』という存在を、助産師・小松さんの在り方を言葉にせずに見せたのは相変わらず丁寧で誠実なドラマだなと思うけど、感情的には一方引いてしまうわたしがいます。
それどころか妻子と川の字になる南朋さんエッロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!とか思っちゃいましたからね。
出産直後の寝てる妻子の横にそっともぐりこんで寝顔を眺める旦那とかエロスの真逆というか、性的なものが介入する余地など皆無だろうに、わたしにはダサい私服姿でのそのそと布団にもぐりこむ南朋さんがエロスの塊にしか見えなくて、なんでわたしこんななんだろう・・・ってほんと死にたくなりますね、毎週ね。