『コウノドリ』最終話

エロスの塊である今橋先生は別枠として(娘に言ってるはずの「メリークリスマス」がこんなにエロいとか!とか!!!)、四宮先生目線で見続けたものとして、頑張った下屋に自分の名前を書いた牛乳をあげたり、ナオトくんの父親の背中を押してあげたり、両親揃ってナオトくんに会いにきたのを外から見守ってたり、それを見た小松さんにちょっかいだされて出しかえしたりと、素直ではないものの感情を出せるようになったなーとその成長をひしひしと感じることができるいい最終回だなと思っていたわけですが、木南ちゃんの意識が戻ったと聞いてサクラと力強くハイタッチするとか、「サクラはピアノ弾けるから」ってプンスカしながら『食べかけの』パンを下屋に押し付けるとか、最終回だからってしのりんデレ解禁しすぎです!!!。先輩としてはともかく男としては好きじゃないってかむしろ嫌いであろう人間から貰った食いかけのパンをどうしろというのかw。
つぼみちゃんが亡くなりサクラの前で泣いた時の四宮先生はまだいろいろと抱えていたようだったけど、会わないときっと後悔するってのはつぼみちゃんのことがあったから、つぼみちゃんの父親はきっと後悔してるんじゃないか、と思えるようになった、ということだと思うわけで、こういう心情の描き方はこのドラマの良かったところの最たるものなんだけど(その点、おぐりさんとサクラ父の心情を重ねるのはどうかと思った。妻を亡くしたシングルファザーと不倫相手を妊娠させるような男と一緒にするなよと)、その後のデレ爆発でしのりん仮面外れすぎやで・・・と思わずにはいられなかった。
でも最後の最後、円盤告知でキャッキャしすぎの二人を見て、わたしがずっと見たいなーと思っていた研修医時代の二人ってのはたぶんこんな感じだったんだろうなーと思えたので、なんかもう・・・これでいいのだという気持ちに。ていうかこれが本来のしのりんだと言うのならばこれまでどれほどキャラ作っていたのかとw。そら小松さんもちょっかい出すよなーとw。


面白いというドラマではなかったけど、いい作品でした。相当な苦労があっただろうけど、その苦労も含めて『想い』が伝わってくるいいドラマだったなーと思う。
とか書きながら思い浮かべるのは南朋さんを筆頭にペルソナの先生たち素敵すぎたよなーってなことなのよね・・・わたしってほんとなるべくしてなった現在ですよね・・・・・・。