『コウノドリ』第4話

いやまぁあっちは他人に言われたことをなんでもかんでも信じちゃうお馬鹿な妊婦で「お腹を痛めて産まないとダメ」だと思う理由が無根拠だったから同列で語っちゃ駄目ではあるでしょうが、川栄さんには無痛分娩を選ばせたサクラ先生が今回はこれだけ周囲に反対されながらもトーラックを受け入れるのがわたしにはちょっと理解できなかったかなぁ。ひとりめの子に愛情を注げていないように思うのは帝王切開で産んだからかもしれないから次は自然分娩でお腹を痛めて産みたいって、結局は母親のエゴでありわがままってか気持ちの問題で子宮破裂のリスクに見合う選択・理由じゃなくない?と。ていうか問題はこれまた旦那じゃん。嫁が出産するっていうのに「屋形船!?・・・屋形船!?」ってそりゃ小松さんも二度ツッコミするわって話でさ、自然分娩だろうが帝王切開だろうが、旦那が頼りにならない以上同じことになる可能性が高いだろうとわたしには思えたんだけど。
というか、前回(1期)と今回(2期)で最も大きく変わったのは間違いなく星野源という役者の『価値』だと思うわけで、だから星野源が演じる四宮先生の出番が増える、出来る限り画面に出したいというその思惑はわからなくはないです。でもなんかそれが「必要以上に」という印象なんだよなぁ。サクラVS四宮にするためにトーラック論争があった、というように見えてしまう。
ついでに言うとあっさり唯一「おめでとうございます」と言える産科医としてのやりがいに目覚めてしまったらしい「ジュニアくん」とやらも下屋の成長よりも結局「元ジュニアくん」のために存在してたようなもんだったし。
前回は「患者(両親)」と「出産」の物語にしっかりと焦点があっていたのに対し今回は役者(キャラクター)ありきのドラマになりつつあるように思う。
それはそうと今橋先生、これ過労死フラグ立ってませんか・・・・・・?。いっけい医局長(港北医大救命救急センター)の二の舞になりそうで超心配なんですけど・・・・・・。