『JIN』第7話「永遠の愛と別れ」

教科書に出てくるような有名人と絡みまくり歴史にガンガン関わる仁先生もいいけれど、野風さんと咲さんの間で仁先生が翻弄されてて、野風さんと咲さんが仁先生を挟んで女同士の友情・・・とは違うと思うんだけど同じ男に惚れた女同士だから分かる想いでもって通じ合う姿を見ると、ああJINだなぁと思うわ。でも、まるで前回(1期)を思わせるような内容だったからこそ感じたことだと思うのですが、そのせいで咲様の現状把握能力と分析力・理解力の高さが浮きまくってたような・・・。完結編に入ってからかなりそういう要素は強かったけど、今回はなんつーか・・・超人的とすら思えたわw。それを言ったら仁先生の事情をかなり正確に推測してるっぽい野風さんもどんだけ洞察力ってか・・・・・・・・・妄想力?が鋭いのかと思うけどw。二人とも元来賢い女性なんだろうし、仁先生と交流することで触発されてる部分は多分にあるのでしょうが、二人がすごすぎる余り仁先生のいい意味での“バカっぽさ”がさらに際立った気がしましたw。咲さんにプロポーズしておきながら未来で新しい未来と会えるかもとパァアアアアア!って顔するとかバカじゃないの!まじで!!。久々のコーヒーとシャンパンにご満悦な仁先生は問答無用で可愛かったですけども!チクショーこの天然タラシめ!。
それにしても野風さんってか中谷さんはさすがだなぁ。セリフとか表情とか演技の技術としてのあれこれはわたしには分かりませんが、仁先生に触診してもらいあと「二年」という時間を告げられたくだりは血肉が通ってるなんてレベルじゃなく身体の中に流れてる血潮を感じたというか、まさしく“野風”という女の魂を見せつけられて恐ろしいほどだった。シャンパンに赤ワインがぶ飲みして大トラ化した咲様をからかう野風さんの稚気はキュートすぎる一方で回想シーンの花魁姿は壮絶に美しくて、やっぱ中谷さん野風の存在感たるや凄まじいな。


龍馬さんに暗殺の事実を告げようとすると猛烈な頭痛に襲われていた仁先生ですが、だったら手紙を書いて渡せばいいんじゃ?という疑問ってかツッコミに対する答えが「手紙でも頭いたくなります」という形でついに投下されましたw。で、それが今度は野風さんの出産中(帝王切開中?)に起きてしまうようですが、なーんとなくですがこの頭痛は「坂本龍馬」に対してのみ、龍馬さん専用の頭痛(笑)なんだとばかり思ってたんでちょっとびっくり。実際に頭痛がってるのは仁先生なんだけど、その頭痛の目的は坂本龍馬にあると思ってたんだよね。『坂本龍馬が暗殺される(死ぬ)』という正史は何がどうあっても変えてはならないという歴史の意思・・・みたいなものが頭痛という形でその意思表示をしてるのだと思ってたわけですが、でも野風=未来絡みでも発動したってことはやっぱり仁先生が主語ってか主体ってか目的ってか、そういうことなのかなぁ。
てか仁先生ってさぁ・・・・・・結局やっぱり未来なの?。未来の写真が消滅したことで未来という存在もなくなったと、そう理解し受け入れだから咲さんに目を向けたけど、でも未来のご先祖様である野風さんが妊娠した→未来が言う「また会えるよ、仁先生」の意味を「そういうことなのか」と解釈したってことはまた仁先生の気持ちは「未来」に向いたってことなの??。だとしたら仁先生・・・・・・さすがに酷すぎね?。仁先生にしてみりゃプロポーズを断わられたわけだから次に誰に行こうが文句言われる筋合いはないわけだけど、それは確かにそうなんだけどでもこの鈍感男!!!よねw。まぁ野風さんの前で「咲さんにプロポーズしたんですけど断わられちゃいました^^」とか言うつもりでいた時点で鈍感MAXなんだけどw。


ところで、餅入り安道名津ってカロリー高そうだなオイ・・・ってかそれはもう脚気の治療薬とは言えないんじゃ(笑)。