『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』第3話

こういう関係性の斉藤由貴松雪泰子はもっと見たいんだけど(このままこの二人で妊娠出産にまつわる精神面も含めたモロモロに尽力する産婦人科医と精神科医のコンビとしてNHKでドラマ作ってくれたらなー)、もう無理だー。

産婦人科を舞台にすると必ず「母体」か「子供」かの選択を迫られる話があるけど、子宮頸がんを発症した責任を夫に背負わせたくないからと離婚して、金がないという依頼人に弁護費用の代わりに恋人(妊娠した子供の父親)のフリをしてもらって、検査を受けずに帝王切開で子供を産むつもりとか言葉選ばずに言うけどバカすぎて。
劇中で「産んだあとどうするつもりなのか」としっかり突っ込んでたものの、まだ離婚してなきゃ夫に託すという未来もあるだろうにほんとどうするつもりだったのかと。
これが二十代の女ならまだしもアラフォーの弁護士だってんだもん。それが病気を隠して検査も拒否して「帝王切開で取り出して」とか、それでなにかあったときに医師の責任になるって解って言ってるであろうところが心底ないわー。

前回もそうだったけどそんな言い分をいい話風で終わらせるってところがほんと無理。