『アルジャーノンに花束を』第3話

梨央と咲人(たち)の出会い、その後の交流を思うと、スポンサーの娘である梨央のための人体実験とかハードすぎんだろ・・・・・・・・・。
そこに「運命」なんて言葉を持ち出したくはないけれど、二人が知り合っていなければ・・・と思わずにはいられない。
もしくはお嬢様が庶民を見下しまくりの嫌な女であってくれたならばと。
でも咲人を通して柳川と檜山もまた梨央と交流を深めていること、これはきっと希望だと思う。梨央の実験台として咲人に施された手術がどんな結果をみせ、それを受けて梨央がどんな選択をするにしても、柳川か檜山が支えることになるんじゃないかと。
アルジャーノンと咲人をシンクロさせて描いているので少なくともアルジャーノンと咲人が辿る道筋、そして結末は変わらないのかなーと今のところは思うのだけど(なにか起きるたびに咲人が思いだす記憶が辛かったり悲しかったりするものばかりで切ない・・・この子どんな人生送ってきたんだよって)、このドラマオリジナルである友達についてはなんとか救いを見出せる方向に向かってくれれば。
・・・でもこれ、野島伸司が関わってるんですよね・・・・・・・・・一同総不幸も無きにしも非ず・・・・・・・・・。
ていうか退院した柳川の手(ギブス)がまさか偽装だとは!!。
その手じゃ食べられないんじゃないかと心配してくれる檜山にヘラヘラ笑いながらうっそでーす!って言いながらスポンッ!とギブスから手を抜く柳川に軽く殺意が芽生えましたがw、窪田くんのこういう演技マジ絶妙な。
柳川か檜山が梨央を支えるのではないかと書きましたが、そうなるとしたらそれはどう見ても檜山の役目になりそうだよね。となると窪田くんの柳川はサク担当ということになる。
思わず言ってしまった「対等じゃないから友達じゃない」ってな発言をサクが心に刻んでしまったことを、多分柳川はすごくすごく気にしてるんだと思う。でも柳川はサクに対し“保護してやらなきゃ”というスタンスで付き合ってはいないように見える。むしろそれを感じさせるのは檜山のほうで、俺が守ってやるという想いは友達に対する感情とは違うようにみえる。サクを弱いもの、可哀想なものとしてみてるようにみえる。それは『対等』ではないよね。その点柳川はサクをそういう意味での「特別扱い」はしてないようにみえる。“頭がちょっと弱い”ってのもサクの個性として受け入れてるようにみえるんだよね。だからこれから咲人が知能を得て天才になったとしても、それもまたサクの個性として受け止めようとするんじゃないかな。
・・・・・・・って思いたいけど、でもだからこれ野島伸司が関わってるんですよ・・・・・・。
天才になったサクと変わらず友達として付き合ってやりたいけど、でも俺にはもう無理だ、サクの言ってること全然わからないよ・・・とかなんとか必死で笑いながらも目からは今にも涙がこぼれそうな顔で言う窪田くんが想像できてしまうわ・・・。
もしくはギブスのくだりからしてコイツは天性の詐欺師気質なんだろうからサクを利用しようとして自滅するとか・・・・・・。
哀しい顔も悪い顔も、窪田くんならうまくやるだろうしどっちの顔も見たいけど、どうなるんだろうねぇ・・・。
それはそうとして。
谷村ちゃんってけっこうおっぱいあるんじゃなかったっけ?。梨央(谷村ちゃん)よりも舞(大政ちゃん)のほうがおっぱいおっきいって咲人はどこに目つけてんだ!??と思いましたですw。