『仮面ライダードライブ』第25話「新たなる闘いはなぜ始まったのか」

今回のタイトルが「戦い」ではなく「闘い」であることに意味があるのだろうか。
辞書上では「戦い/闘い」という表記であるものが多いみたいなので、意味としてはまぁ同じと考えていいのでしょうが、受ける印象としては違うと思うの。
ちょっと乱暴な解釈かもしれませんが、「戦い」は勝敗を決めるもの(勝敗が決まるもの)、つまり『結果』が大事であり、「闘い」はたたかうべき対象に立ち向かうことそのもの、たたかう『過程』が大事だってな感じかなぁ、わたし的には。
とすると、ロイミュード側は人間と融合するという更なる進化を遂げライダー側はついに特状課バレ世間バレという『新展開』を迎え、ここから新たなたたかいが描かれるってんでの『闘い』表記ということか。


で。免許センターの地下にあんな施設を造りその免許センターに「特状課」なる部署があることを考えればそこに“誰か”の意志が介在していることは常識的に考えれば明らかなわけで、それが本願寺課長であったってのは大本命というか“当然”と言えるだろうけど(でも全部知ってたどころかドライブシステムの運用を立ち上げた張本人だとわかってみると、これまでのすっとぼけ具合や今回のお面つけて究ちゃんとライダーごっことか、この人ほんっとタチ悪いなとしか思えないw)、となると特状課員の中で仮面ライダードライブについての諸々を知らなかったのは究ちゃんだけということか・・・(現さんの所属は一課だから)。
現さんというか警察相手に対しては正体を隠していたものの(あんな派手な車を日常的に乗り回してるけどね・・・)一般市民(守護対象)に対してはさして隠してるふうでもなかったし、そもそもなんで隠してるかっつったらドライブの情報を敵に知られないようしつつ警察内部で動きやすくするためってのがベルトさんの言う理由なんだけど(だよね?)、でもチェイスは進ノ介がドライブだって知ってるし、ハート様は無粋だからってんで知るつもりはないし、警察に秘密にしてることで何らかのメリットがあるようには全く見えないってんで視聴者からしてみればベルトさん一人『絶対に正体を秘密にしなければならない』と言い張ってるだけとしか思えないわけで、だからこの秘密にしなきゃならない設定(正体バラし)をここまで引っ張る必要ってあったのかなぁ・・・という気がしちゃうんだけど、でもまぁ“仮面ライダーが同僚”という立場になった究ちゃんの今後は気になります。
究ちゃんと言えば、進化系ロイミュードの組織片を手に入れるべく霧子がチェイスに協力を依頼してるところを究ちゃんに目撃させたってのはいい展開だった。進ノ介がシフトカー使えばいいところを警察官としての訓練(尾行訓練)を受けたわけでもない究ちゃんに霧子の様子を探らせたってところには目を瞑るとして。次回チェイスがライダーになるに際し、特に剛から反対の声が上がると思うけど、ロイミュードにもイイ奴がいると“知ってる”究ちゃんが良いこと言ってくれるに違いない!。


でも今度こそ早瀬を守るというのがベルトさんの制止を振り切って人前で変身する理由だったわけだし、仮面ライダーが「刑事」であることこそが市民に対するインパクトになるからってのはわかるんだけど、進ノ介がみんなの見てる中で変身して以降、マッハどこで何してたんだよと・・・。


それよりなにより、早瀬顎に肉つきすぎだろ・・・・・・・・・。内臓機能に問題ないから病院食以外も食べてる&リハビリ以外は寝てるから体重増えたと補完するにしても、早瀬はそれでいいとしても滝としてはこれじゃいかん!いかんよ!!。