『仮面ライダードライブ』第40話「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」

蛮野に利用されていたことを、ロイミュードからさえも憎まれていることを知り、「この世で一番醜いのは、俺達の父親じゃないかよ!!」と頭を抱えて嘆く剛。
そんな剛に「信じてるぞ、お前は必ず立ち上がるって。お前は・・・仮面ライダーだからな」と、進兄さんはそう言ってくれたけど、でもこのときの剛は心ボッキリ折れちゃったように見えた。これまで父親のしたことの責任を取るべく、そして姉にはそれを背負わせないために頑張ってきた剛だけど、自分が思っていた「父親」とは全く違う『この世で一番醜い人間』であることを目の当たりにし、そして自分にもその男の血が流れていることを理解したゆえの絶望だと、この時はそう思ったんだよね。
父親の記憶がない剛は、多分“父さんにだって理由があったはず”と思ってたんじゃないかなぁ?。ロイミュードを生み出したという事実とそれによる結果は「罪」として、それは許されることではないとわかったうえで、でも父さんははじめから罪を犯そうとしてたわけではないと、父さんにだって何か言い分があるはずだと、そういう想いが実は父親とロイミュードに対する憎しみの奥底にあったんじゃないかなぁ?。だから奪還した蛮野タブレットと行動を共にしていた。だから父親を信じてしまった・・・ということなのではないかなぁと。
そして蛮野は剛の中にあるそんな想いにつけこみ利用したのではないかと。きっと剛が欲しい言葉を言ってやったに違いない。
ロイミュード側についたフリをして以降、剛の気持ちはほとんど描かれなかったから想像するしかないんだけど、剛の嘆きっぷりをみてわたしはこんなふうに想像したんです。
だから蛮野がどんな人間なのか聞かされて、自分たちの父親がこの世で一番醜いことを知って、剛のアイデンティティは崩壊しちゃったのではないかと、そうであっても仕方がないなって思った。
だけど剛は立ちあがった。仮面ライダーマッハとして、剛は再び立ち上がった。


『追跡』ビシィッ!!
『・・・撲滅』拳グッ
『そう、そうだったよな、人間を脅かす悪は全て叩く。例えそれが・・・・・・父親だとしても。それが俺の、仮面ライダーマッハの使命だ』


これ!!!わたしはこれが見たかった!!!!!!!!!!!!

からのー


ドライブに背後から!!!!!!!!!!!!!!!!!!!抱きつくマッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わたしが見たかったのはこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(ていうか、・・・え?タイヤはやめろって・・・進兄さん・・・?タイヤをさわさわされるとナニがどうなるの???w)
(それを物陰から眺めながら「人間もなかなかタフだな」ってハート様もなかなか・・・・・・w)


そんでもってトドメはこれ。


「さすが俺の自慢の弟分だ、剛」
と言いつつ肩を抱いて!耳元でささやくように!!
「お前が助けに来てくれて、俺は心の底からうれしかった」
と進ノ介。
そんな進兄さんをちょっと恥ずかしそうにチロって見上げる剛。
二人は目と目をみあわせて・・・笑いあったあああああああああああああああああああああああああああ!!
剛の頭をグッと自分に引き寄せる進兄さんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!


もひとつおまけにチェイスによる「進ノ介」呼び。


いやあ・・・やればできるじゃねーのドライブ!!!!!。


なんかもう、剛があれだけ「姉ちゃんのため」を掲げて戦ってきていたというのに当の姉ちゃんはものっそい冷静に母親が父親に虐げられてたことを「思い出したんです」と語り、自分だって蛮野の子供であるはずなのに「よく乗り越えたわね」「強い子」ってまるで他人事ってなんなの??とかさ、森の中で一人頭抱えてたところから再び立ち上がるまでの剛を描けよ!!とかさ、そういうのを吹き飛ばすマッハの決意だった。この1.2か月の鬱憤吹き飛んだわ。これまでは嫉妬とか喜びとか感情の種類が超進化の引き金になるってな話だったのに首フェチって性癖かよwとか、蛮野がこんな奴でハート様に対してあんな虐待してたって知ってんだったらもっと早くに話せよベルト!!とかどうでもいいでーす!。ブレンさんも身体もらえたしね!。