『仮面ライダードライブ』第41話「黄金のドライブはどうやって生まれたのか」

いつもにも増してタイトルセンスないなぁ。「どうやって」を「どのようにして」とするだけでだいぶ美しくなると思うんだけど。
ハート様の言い分はわかるような気がする・・・というかわかってあげたい気がするんだけど、でも相変わらずの俺美学に拘るせいでせっかく(いつの間にか)超進化を果たしていた006をみすみす蛮野に乗っ取られてしまったわけで。
そして進ノ介も相変わらずのメディック→ハート推しと。
共通の敵は蛮野であるから共闘しようというチェイスの提案を拒んだハート様ですが、おなじことを進ノ介に提案されたら素敵な笑顔で即オーケーするんだろうなー。
死を覚悟したもののハート様の愛に救われ心入れ替えたかに思えたメディックも結局(ハート様に内緒で?)ブレンさんの身体に仕掛け施してるし、せっかくカッコよく盛り上がったと思ったら次の瞬間ぶち壊すことをいつまで繰り返すのだろうか。
その最たるものが前回いろいろと乗り越えたっぽい剛ですよ。敵がロイミュードという集団から蛮野という個人に変わったというだけで結局やってることは今までと変わらないというね・・・・・・。
なんか「家族の愛を裏切った」「そんなものは最初からない」とかなんとか言い合ってたけど、そもそも蛮野が家族に対してどんな感じで接していたのか一切描かれてないわけですよ。それどころか霧子は母親が蛮野の言動に表情を曇らせていたと、そう言ってるわけでさ、剛が言う「家族の愛」とやらにまったく説得力がないわけですよ。どうやらわたしの勘違いだったようですが、わたし剛は父親の記憶がない(物心つくまえに父親とは離ればなれになった)んだと思ってたくらいですから。だから剛はなにをもってしてそんなこと言ってんの??とすら思ってしまうわけですよ。
せっかく前回一山越えたと思ったのに、なんでこう・・・大きな流れというものを作ってくれないかなぁ・・・。せっかく頑張ってテンション上げても(ほんとけっこうがんばって無理やり視聴モチベ上げてる・・・)持続させてくれないから日曜朝の徒労感がハンパねー。
だって今回一番興奮したのってチェイスさんがちゃんと初心者マークつけてたことですからね・・・。40話すぎてんのにそれって・・・・・・。
わんこはまぁ可愛いです。わんこってだけで可愛いです。すぐそばであんな物体がドタバタしてる(戦ってる)ってのに一心不乱にごはん貪り食ってるわんこはとても可愛いです。
でもこのわんこが「ショウ」なのかはまだわかりませんが、なんでわざわざこんな中途半端な月齢のわんこにしたのだろうか。この子生まれて5.6か月だろうけど、メディックがこの女性をコピーしたことによってわんこと離ればなれになってしまったというなら5.6か月のわんこってのは中途半端なのよね。でも予告でコピー元と戯れてたわんこは成犬だったわけで、とすれば「ショウ」とメディックが連れてるわんこは別の子ということになるのかなぁ。
そこいらへん、あからさまに胡散臭い王子演じる「恋人のダンサー」がこの話の中でどんな役割を担うのかも含め次回に期待したい。