『デスノート』第6話

予告にあった「・・・計画通り!!」がものすっごい月だったんだけど、だから最初から普通に原作通りやっときゃよかったんだよ!!!
子供の頃は警察官になりたかったとかLと出会ったことで覚醒したとかいろいろ言い訳くっつけてるけど、「凡人」設定をなかったことにすることはできません。
それなのに、そんな設定にした月に結局あんな顔して「計画通り」って言わせんのかよと。
この先Lの身代わりにするつもりなんだかヨツバの件にニアを噛ませ、さらに次回で月(と海砂)がヨツバに潜入などというオリジナル展開になるっぽいけど、どうせ「計画通り」の『計画』は原作通りにやるんだろうね。そんでまた辻褄合わなくなるんだろうね。
ていうか現段階でドラマ版月は“以前はそんなことを考えてなかったけど、ノートを手にした今は本気で世界を救いたいと思ってる。だからデスノートは必ず自分のところに戻ってくる”とか言っちゃってんですよ。具体的な計画(根拠)があっての戻ってくる発言ではなく、単なる精神論、希望にしか聞こえませんよ。
窪田くんはあんなすごい顔で「計画通り!」が言えるんですよ。今回だって所有権を手放してから父親に銃を向けられる綺麗な月の演技は迫真といっていいものだったと思うのよ。
それなのに、それゆえに、原作通りの「計画通り」だなんて滑稽でしかないだろう。
だってヨツバ関係者に第三のキラがいるってな目星はもうついてんだぜ?。そこでその助言が逮捕に繋がったいう実績があるわけでもなければ東大に入れる頭脳の持ち主でもない“凡人”の大学生を捜査に加えるメリットがどこにあるっていうのさ。原作の月はそれを確信できるだけの根拠があるけどドラマの月にはそんなもんないわけで、Lが第三のキラを捕まえる場に「自分が必ず居る」なんて確証は全くないよね。それなのにきっと『計画通り』しちゃうんだよね・・・。はぁー。
そうそう。原作屈指の女子ピギャーシーンであるLの「松田ァ!」もありましたね。でも普段から嫌味で高圧的なLに呼び捨てにされてもときめくはずもなく。まさかこのネタの実写化に際しLに「呼び捨てにしてんじゃねーよ!!」などという感情を抱くことになるとは。はぁー。