『アルジャーノンに花束を』

おそらく方々で書かれてるでしょうが、わたしも書くね。
P様と窪田くんの役チェンジで見たかった。
P様の隣に窪田正孝がいること。なまじ「この人で見たい」と思わせる、思ってしまう俳優が隣にいるもんだから、具体的に「やまぴー以外の選択肢」が浮かんでしまうんだよね。想像してしまう。
ただでさえP様の演技に「こ、これはちょっと・・・」となってしまうところへもってきて窪田くんがいるってのは逆効果だと思う。今のところは。
つーかP様には無理だってか、これうちのママンが言ったんだけど『こんなやまぴー誰も見たくないでしょ』って、もうこの一言が全てだよね。
P様と小動物の組み合わせはご馳走ですが、辛い過去を背負った孤独で無口な青年がポケットにハムスター忍ばせてるような、「ロックよ、静かに流れよ」のミネサのような、そういうのでいいんですよ!(唐突な例えは単なるわたしの趣味ですw)。
まぁ・・・なんとなく、やまぴーに知的障碍者の役をやらせてイメージの回復を狙ってんだろうなーってな意図は察せられますが、それにしたってこれはちょっとなぁ・・・としか。
こういう役って技術よりも気持ちだと思うんだ。演技力よりもどこまでジャニーズでありイケメンである自分を捨てて役になりきれるかだと思うのだけど、初回を見た限りでは汚れるつもりも汚させるつもりもないっぽいよね。『イケメン設定』であることを差し引いても、これまでの山下智久像を壊すような意気込みは感じられない。クラブで名前聞かれて答えるのとか普通にカッコいいもん。
かといってよだれ垂らすP様とか誰も見たくないわけで(拷問されてのよだれなら金出してでも観たいですが)。


しっかりした原作があるし、この先の咲人の変貌と転落については窪田くんと工藤くん、それからハギーが受けの芝居でそれなりに見せてくれるだろうからそれなりの形にはなるでしょうが、どこまで原作の改変(オリジナル展開)がなされるのか、悪いほうに転びそうな予感しかしないなぁ・・・。