『相続探偵』

日テレで漫画原作をドラマ化するの許されたんだ?(許す原作者がいるんだ?)と思ったんだけど、脚本の西荻さんが漫画の原作もやってるんだね。そんで連載途中で掲載誌が休刊となり連載終了となってしまったとwikiに書いてあるんで、云わば媒体を変えて完結させるという意味で西荻さんのリベンジ的な感じなのかな。

で、もとは漫画(原作アリ)ならば仕方ないというかそんなもんだと割り切って見るのが正解だとは思うんだけど、それにしても赤楚くんの主人公・・・露悪的なキャラが全く合ってないよなあ・・・。
前回(Re:リベンジ)の失敗からなにも学習してないのかと。赤楚くんに「クセ強」キャラを求めてる人などいないと思うんだけど。
桜田ひよりちゃんのアシスタントも矢本くんの元科捜研も同じく「クセ強」だけど(バイクの後部座席にちょこんと乗ってる矢本悠馬のマスコット感がすごいw)、この2人は合ってると思えるもんで余計に赤楚くんの合ってなさ感が気になって気になって。

「キャラクター」はしっかり理解できたし、「見たい高嶋政伸」を見せてくれたという意味で痛快な謎解きではあったんで設定説明としては充分な初回だったと思うんだけど(落合モトキくん演じる弁護士は秘書と結託してる(入れ知恵した)んだと思ってたのに、ただ単に「顧問弁護士」としての仕事をしてただけっぽいから灰江を敵視する弁護士として今後も出るのかな?)、この赤楚くんに慣れることができるかな・・・という不安はある。

あと今回って香典返しのワインが「偽物」だと気づけば灰江が「遺言書」への「仕掛け」に気づき謎解きしてくれるだろうと見越してのことではあったけど、正式に依頼を受けての探偵業務ではなかったってことだよね?。つまり勝手に首つっこんだってな事情だったけど、「ハイエナ」と呼ばれてるらしいし毎回こんな感じで主人公自ら絡んでいくならちょっとなあ・・・とも思うし。