『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第3話

北村有起哉の二階堂検事と吉瀬美智子の諸星判事は元夫婦だろうと思ってたけど、昔付き合ってましたってな関係なのか。
前任者と似たり寄ったりな二階堂検事とみなみとの関係だけじゃ二番煎じにしかならないってんで諸星判事とめぐちゃんという枝を用意するのは良いと思うし、そこで「元妻」と「元カノ」という「違い」は二階堂にしてもめぐちゃんにとってもそれなりに大きいだろう(そして諸星判事が仲井戸刑事は食事に誘わないどころかちょっとうんざりしてそうだったのに対し目黒刑事のことは誘ったってのは気持ち的に納得ですw)ってことはそれとして、司法試験合格者のなかでも特に成績優秀でなければ判事になれないと聞くと前クールで底辺ロースクールの教師やってた人がなんで判事になれたんだろうな?と今更ながら思ってしまった。

それにしても、直接捜査の陣頭指揮を取るという二階堂検事がガッツリ絡む話であったというのに、北村有起哉の巧さをもってしても二階堂検事が埋もれちゃってるのはどうしたもんかなー。
諸星判事とめぐちゃんのフラグ立てのための話(事件)だったしそれで言うと今回は「ケイジとハンジ」ってことなんだろうけど、わたしは「昔付き合ってた」ことを隠しながら「被害者」と「捜査指揮官」として接する諸星判事と二階堂検事にスポットを当てて欲しかった。
だって二階堂検事ぐらいしか愉しませてくれるキャラいないんだもんよー。