『未来への10カウント』第2話

指導者不在で自主練しかやってこなかった弱小ボクシング部が2か月後のインターハイ出場のみならず、強豪校に「勝つ」という目標を掲げて頑張るスポ根ドラマはいいんだけど、ボクシング部の部員が演技力的に弱すぎて、早いとこ村上虹郎を出さないとマジで1桁になるんじゃ・・・・・・と心配してたら桐沢さんが実は教員免許持ちでタイミングよく産気づいた(そんな段階まで働いてたの!?職員室だったからよかったけど授業中とかだったらパニックになるだろ・・・)教師の代わりに授業を受け持ちます、つまり臨時コーチから産休期間の代替教師になりました!というまさかの展開に笑いながらホッとしました。授業受け持ってる生徒たちとの学園ドラマ要素もあるってことだもんね。それなら大丈夫なのではなかろうか。でも虹郎早く来て!。

妻を亡くしたという背景があるようですが、ボクシング部のコーチを引き受けるためには普通の勤め人設定では無理だからとしても、アラフィフのオッサンがピザのデリバリー(バイト)って、いくら「いつ死んでもいい」と自暴自棄気味とはいえ主人公の設定としてはキツくないか?と思ってたんだけど、それも「元教師で焼き鳥の大将だったけどいろいろあって閉店したのでバイトしてます」ということならまあセーフだし。
ていうか焼き鳥屋の桐沢さんがカッコよかったんで(バンダナのせいだろうか?)過去シーンをもっとください。

桐沢さんと折原先生のやりとり、というか主に喋ってんのは折原先生だけど(笑)、これが思いのほか面白くてびっくりです。クセ強俳優同士なのにこうまでフィットするとは驚きよ。
特に満島ちゃんの折原先生がクッソ可愛い。巧いなと思ったことは何度もあるけどこうまで素直に「可愛いな」と思えたのは初めてで、これまたびっくり。
これまではボクシング部内での関わり、部活動を介しての関係性だったものが「同僚」になるわけで、ボクシング部については「アオハル最高!」な折原先生だけど政経の授業を受け持つクラスの生徒たちはまた別だろうし(ボクシング部のためにと教師・桐沢がなにをしようが目をつぶる、というタイプの人間じゃないでしょ)、桐沢が教師となるなら富田靖子を筆頭に教師たちとの絡みもあるだろうし、先が楽しみになったけどでも虹郎早く来て!!。