『ネメシス』

書店には比較的頻繁に通ってるつもりではありますが「ネメシス」シリーズなるものの存在を知らず、え?これ今村昌弘さんの作品なの??と慌てて公式を確認したら、このドラマのための小説企画というか、タイガとのコラボ的なやつなんですね?。

で、さらによくよく公式を確認したら今村さんを筆頭に、周木律さんとか降田天さんとか青崎有吾さんといったお名前に覚えのある作家さんが脚本に協力するそうで、ミステリ好きとして「観ない」という選択はありえないわけですが、でも1話は正直つまんなかった・・・。なにがってダイイングメッセージの解明含め謎解きが・・・。せっかく映像として作ってんだから台詞で説明させんなよ・・・。

これ、今村さんの作品として小説で読んだらまた違うのかなーと思う、というより思いたいのだけれど、小説はあれだけトンチキ面白かった屍人荘の殺人の映画化がアレだったこともあるし、もしかして今村作品は映像化に向いてないのではないか?・・・と考えさせられる初回であった。
そういう意味では、『トリック』そのものよりもその謎解きを映像として見たときにどうか、という目線で見るのが精神的に負担が少ないかなー。

とはいえ刑事の存在は必要だとしてもこの設定はいらねーだろwとは思いつつも勝地と蒼くんのあぶ刑事コントだけで充分なんですが(笑)。
これだけあぶ刑事で遊んでるとなるとドラマの縦軸でありシリアスパートを担うのであろう仲村トオルの立ち位置が俄然不安になるじゃないの(笑)。


ていうかわんこ!白いモッフモフの秋田犬!!なんやあれ可愛すぎんだろ!!!!!。
いつ映り込むかわからないから一番どうでもよさそうな事務所シーンをガン見しなければならないじゃないかー!。