
- 作者: 三羽省吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/02/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
って、帯に「本物の刑事の息子が綴る、“警察家族”小説」とあるんですが、それってもちろん三羽さんのことですよね・・・?。初耳ですが驚いたー。これまで三羽さんの作品を何冊も読みましたが、そういう感じって全くなかったから(いや刑事の息子が描く小説がどんな感じだかわかりませんが)。
病に倒れた父親が最後に関わっていた事件が息子の事件と繋がり、父親が残した捜査メモが不仲だった兄弟の距離を縮めるという物語ですが、警察小説でありながら刑事の母であり刑事の妻たちが必要不可欠な働きを見せるあたりは実際に「刑事の家族」であるからこそ描けるのだろうという絶妙なバランスで、これ今すぐ映像化できるんじゃないかな。
というわけで、キャリアの兄は長谷川博己、ノンキャリの弟は小栗旬でお願いいたしたく!!!。