『監獄のお姫さま』第4話

いやいやいやいや、そこで朝ごはん?昼ごはん?の歌歌うのかよ(笑)と思いつつもなんかちょっともらい泣きしそうになってる(姫が親指グッてした瞬間とか結構ヤバかった)わたしがいたんだけど自覚してる以上に心が疲れてるのかな・・・w。
初回から女囚セブンとなにかと比較し続けてるけど、キャラ(設定)自体の面白さはやっぱり女囚セブンのほうが上だけどキャラの内面であり囚人となったその背景はこっちのほうが断然深いというか切ないわぁ。まだ全員の事情が明かされたわけじゃないし、この先この切なさが霧散する話・展開になる可能性は充分にあると思うけどw、今のところは傷を抱えるおばさんたちが「姫とその子供」のためになにかしてあげたい、姫を守りたいと思うその感情になんとなくだけど共感できるような気がするのはその「切なさ」によるところなんじゃないかな。

あと馬場カヨの旦那役が赤堀雅秋さんで、わたし赤堀さんって劇作家であり(映画も含めて)演出家としては好みは別としてその才能を認めるものの役者としてはどうなんだろ?と思ってたんですよね。凄い暴言吐くけど松尾スズキのバッタもんかよと思ってたんです。でも馬場カヨの旦那はすごかった。小泉今日子が演じる馬場カヨの旦那にドンピシャだった。あの面会用ガラスを挟んで小泉今日子赤堀雅秋がお互いのことを全く見ていない会話を交わすシーンはわりとすごいシーンなのではなかろうか。
それとは違う意味で塚本高史小泉今日子の面会シーンも最高でした(笑)。やっぱクドカン作品の塚本は馬鹿に見えておもいっきり馬鹿で落ち着く(笑)。