『刑事ゆがみ』第3話

剣道着姿に続いておまわりさん姿の神木さん(童貞)・・・・・・・・・っ!!!。
はよかったけど、さすがに3話連続は回避してきたかと思ったのに結局はぐれ死(未遂含む)かよ。
なんかちょっといい話風になってたけど、あの状況で次女を一人ぼっちにしないために自分が過失で死に至らしめた長女の遺体を埋めるとかさすがに動機と行動のつり合い取れないだろう。前科者の青年のために一生懸命就職先を見つけてやったというのに自分が娘の遺体を埋めたことを隠そうとしてその青年に罪を着せるとかチグハグすぎる。
白骨死体を掘り出して戻ってきた羽生に「まだ他にも裏の貌があるかもよ」的なことを言う弓神はその『ゆがみ』に気付いてるんだろうけど(まぁ、毎年命日に自分が娘を埋めたところに生えてる木をスケッチしてるって時点でその狂気は明白だけど)。
ていうか警官が襲われた事件だと思ってたら警官が死体遺棄してたことが明らかになっちゃっただなんて「よくやった」じゃ済まないだろうに。あの状況だと羽生の恩師がやったことは“死体遺棄”になるんだろうから3年の時効はとっくに過ぎてるし、結果的には“実は正当防衛だったのに警察官に対する殺人未遂で送検してしまうところを防いだ”というところに収まったんだろうけど、それもまた警察という組織のゆがみってことなのかなぁ?。
羽生はずっと交番勤務を貫き地域の人々を見守り続けたおまわりさんとしての恩師を尊敬してたけど、恩師がずっと交番勤務を続けていたのは娘の死体を埋めた場所から離れるわけにはいかなかったからとかさ、羽生(と弓神)が真相を暴いてしまったことで次女の結婚は破談になり「父もあんたも一生恨む」と言われてしまうとかさ、このドラマの質感的にそれぐらい後味の悪さを残す終わり方のほうがよかったんじゃないかな。1.2話にあったザラザラ感が3話にはなかったように思うので。
しかし羽生くんは中学時代の同級生に続き警官としての恩師も犯人だったというのに、すかさず署長に媚びを売り容疑を掛けてしまった男の就職先を探してやり恩師の娘へのフォローも完璧だなんて、顔に似合わず相当図太い神経してるんだろうなぁ。童貞だけど。