『監獄のお姫さま』第2話

収監された刑務所がイメージアップ目的であれこれしてる+所長がヤバいって、これまた女囚セブンと設定被りかよ。企画としてどっちが先に立ちあがったのか知らんけど、女囚セブンの後追い感は否めないなぁ。
でも満島さんが本格的に絡みだしたせいか(というか猫背椿のおかげかな)初回ほどテンポの悪さを感じなかったし、そもそも銀行で営業成績トップになるほど優秀な人間には見えないことはさておき馬場カヨが旦那を刺すに至った経緯を伊勢谷に語って聞かせるその見せ方もテクニックとして目を惹くものがあったし(なんでこのシチュエーションでこんなことをする必要があるのかは理解できなかったけど)、劇中で馬場カヨ自身に「梅干しの種あたりからどうでもよくなってた」と言わせるぐらいだからあえてくだらない内容にした(馬場カヨも財テクも馬鹿ではないから対他人も含め適当な“落としどころ”を必要としてたんだろうし、それが解ってるから先生も対決を認めたのだと)ってのは解るけど、それにしたって10種対決は心底くだらなかったもののイジメ描写がさっさと終わってよかったし(女囚セブンはイジメ描写も面白かったけどこっちはなんか笑えない感じなんで)、なにより1話で唯一の良シーンだった馬場カヨと息子のやりとりのなかで息子とのツーショットではなく息子だけの写真を撮った意味であり理由が2話で明らかになるこの流れ、わちゃわちゃしてるように見えるけど(実際わちゃわちゃしてるけどw)全員腹くくってんですよってなことをこういう見せ方で描くってのはいいなと思えたんで、ちょっと楽しめそうな気はしてきたかなー。次回は刑務所の馬場カヨを訪ねる塚本に期待します。