[E]ええええええええええええええ!???

佐々木蔵之介、同性愛者役に挑戦 「北村有起哉がいとおしく見えてきた」
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/tvfan_T1054891

稽古は始まったばかりだが、佐々木は「北村さんは、稽古場で裸足に雪駄を履いている。その足を触っている姿、それすらいとおしく見えてきた。愛せるような気になってきた」とすっかり役にのめりこんでいる様子。

北村も「いわゆる“エアーセックス”のシーンがある。家に帰ると、恥ずかしくてとても声を出して台本は読めない。でも、稽古場に来ると全然恥ずかしくない。不思議ですね。少しでも照れが入ったら駄目。本作の見どころの一つ。嫌らしい意味じゃなくて。お客さんもドキドキすると思う」とアピールした。

この舞台、そんな話なの・・・・・・・・・・・・?。
世界各国で上演され、トニー賞を受賞し、映画化もされていて、日本でも何度か上演されたことがあるそうですがわたしはこの作品を全く知らず、佐々木蔵之介北村有起哉の名前だけで「観る!」と即断し、そのとき「ナチス政権下のドイツ」「強制収容所」が舞台であるという記述を読んでいたのであたりまえに“ユダヤ人迫害の物語”なのだろうと、そう思い込んだままチケットだけとって今に至っているわけですが、あわててあらすじを探して読んでビックリ。
強制収容所が舞台になるわけですからそれは重苦しい話なのだろうと、そう想像し覚悟はしてましたが、救いようのない話であることは間違いないのでしょうが予想外の方向から球が飛んできて今かなり慌ててます。
だってわたしチケット1回分しか取ってない・・・!それも後半も後半の回!。
いやでもこれ思ってたのとはちょっと違うっぽいとはいえ相当辛い話っぽいよなぁ・・・。劇場がパブリックシアターであること、森勝太郎さんという演出家は初めてですがこれまで演出した作品タイトルを見るに追い込み追い込まれるタイプの作品を作る方なのではないかと思えること、そして蔵之介と有起哉が演じること。これだけでもうハードな作品になりそうな予感がビンビンしてて、そう思ったから1回分しかチケットを取っていないのだけど(何度も観るのはキツイのではないかと)、あらすじを読んだだけでもう・・・気が滅入るほどだとは思ってなくって、1回で理解できる気がしない・・・でも何度も観られる気もしない・・・・・・。
稽古場で雪駄履いてる有起哉が足を触っている姿がいとおしいと思う蔵之介の気持ちにはものすっごい同意できるわけで(実際にそんな有起哉を見ることはできずとも想像だけでハァハァできます!)、これわたし蔵之介の演じる役に同調しても有起哉の演じる役に同調してもヤバイ気しかしません・・・。
あーどうしよう。7月じゃなければ前半のチケット取るんだけどなぁ・・・(って今スケジュール帳を見ながら考えてたんだけど、この作品とジャージーボーイズとかゴーゴーボーイズゴーゴーヘブンとかは続けて観ないほうが絶対いいよね。まだどの作品も観てないからどんな感じかわかんないけど、それでもマチソワしないのは無論のことちゃんと心を落ち着かせる時間を取ってから観るべきだと思う。と昨年マーキュリー・ファーに引きずられすぎてラ・カージュ・オ・フォールを素直に楽しめなかったわたしの体験談を書いておく。
・・・・・・んだけど、何度も言ってるけど今年の7月は舞台ありすぎだからそうも言ってられないのが現実なんだよな・・・)。