『医龍4 -Team Medical Dragon-』KARTE.11

ブランクを感じさせないのが医龍ではあるんだけど、「脳外科」で「世界でも出来る人が数人しかいないほど高難度な手術」を「10年」のブランクがある医師がやるってのはさすがにどうかと(笑)。
つーか10年メス握ってない人間よりも技術的に劣る現役バリバリの医師達って、ねえどんな気持ち?どんな気持ちなの??(笑)。
つーか10年のブランクをものともせず世界最高峰最難度のオペが出来る腕があるならば岡村はビジネスの現場ではなく医療の現場にいるべきだろう。ビジネスは他にも出来る人間がいるけど医療の現場に岡村の代わりを務められる人間は今現在マイクぐらいしかいないんだから、どんな理由があろうがその腕を活かさないのは罪だろうとすら思うんだけど。
つーかこれまで医龍を見続けた経験から心臓はどんな専門用語がこようが「キターーーーーーー!」とテンション上げられるけど脳外科はそうではないわけで、ここに藤吉(解説医)がいないのがほんとうに残念です。この状況でこそ藤吉の「これはバツグンに難しい!」が必要なのにー。リレー解説で誤魔化せると思ったんだろうけど、藤吉の解説があってこその医龍だってことを今更思い知ったってもう遅いんだからっ!!。
カメラ目線でL&Pの医師達にメッセージを送る荒瀬には驚いた。オペ中にそんなことしちゃうんだーって。
L&P=インド行メンバーにするための「餌」として与えられた院長の地位だけど、今の荒瀬はもう名実ともにL&P病院の院長様なんだなぁ・・・って、なんかちょっと、置いていかれた気分。なんかちょっと寂しいw。
それと、恐らくこれは岡村のチーム入りの前フリ(黒木の存在を想起させる目的)ということなのでしょうが、とってつけたような伊集院のカテーテルにはちょっと笑ってしまったわ。いや別にカテーテル自体はいいんだけど、でもやっぱカテーテルって画的に地味やん?w。心臓と脳の同時手術という“戦場”でしこしこカテーテル入れてる伊集院は妙に面白かったw。
オペ映像を見てたツーブロック早川が朝田のアイディアを先回りしてカテ取りに走ってたけど(これは最高にカッコいい見せ場だったよ佑くん!)(でもヒゲはどうかとw)、これからはかつての伊集院の立場に早川が座るということなんだろうなぁ。最終的にインド行きを選んだ伊集院はもう朝田に鍛えられる立場ではなくなったってことなんだろうね。でもこっちは別に寂しくないw。一人前になった伊集院に興味はねー!w。
あ、あとお揃いのスクラブ着た朝田と岡村ちゃんのガタイ差にびびったわ。年齢が一回りぐらい違うとはいえ克典だって肉体で売った人なのに(だよね?w)、身体の厚みこんなに違うのかーって。
なにもなければ全力でハァハァしたところですが、朝田龍太郎を演じてる最中にデキ婚した男の肉体にはもはや一ミリもときめいたりなんかしないんだぜっ!!。
あ、でも朝田→岡村への「誰に言ってんだ?(ニヤリ)」にはちょうこうふんしました(笑)。それはまぁしゃーない(笑)。
で、朝田が電話を掛けた相手がミキであることは(最終回にミキがでることは)事前に発表されてたけど、てっきりオペ中に何かが起きて器械だしが足りないってところでミキ登場だとばかり思ってたんで、こう言っちゃなんだけどこのしょーもない出方には肩すかしだった。
でも今シリーズのラストはこれまでと違い朝田が旅に出ないどころか地域に密着する病院の院長に就任した、つまり朝田に「守るべき場所」が出来たということなわけで、そこにミキが「帰ってきた」。それが意味するところは朝田はミキとともに桜井病院に骨を埋めることに決めたってことだよね。公私ともにパートナーとなるのかどうかはわかんないけど。チームドラゴンの物語が朝田とミキから始まったことを思うと、これは綺麗な終わり方と言っていいんじゃないかな。続けられそうな終わり方ではあったけど、でも岡村という朝田を越える天才を出したことで朝田龍太郎というキャラのオーラが薄れてしまったと思うわけで、だからもういいかなーって気がしている。とりあえず今は、だけど。
ていうか次は北洋編なんてどうよ?どうよ???。
ていうか朝田と岡村と野口がバッティングしそうになったところを素晴らしい機転(笑)で回避してみせた木原はチームドラゴンの一員だよおおおおおお!!。