『僕達はまだ その星の校則を知らない』第10話

ああなるほど、ここで「斎藤さんを助けられる立場となるためにスクールロイヤーを辞める」ことを健治に決断させるための大麻騒動だったのか。
序盤からこの作品世界のなかで凛とした存在感を示していた「斎藤さん」がラス前のこのタイミングで他の高校に進学した幼馴染の悪意によって逮捕されてしまうなどという驚きの展開となり、週刊誌の記事は潰すことができたものの職員の賞与をカットしなければならないほどあらゆる意味で瀬戸際な濱ソラリスはどうなってしまうのだろうかと思ってたんだけど、スクールロイヤーではなくなったことで、健治は再び理事長と今度は本物の法廷で相対することができると、法律家として理事長と、ひいては学校と対話をするのだと、こういう形で最終回に突入するとは予想できなかった。ここいらへんの作劇はやはり手堅いな。

マジでどうなっちゃうんだよ・・・と思ってた大麻事件は案外サクッと片が付いたという感じではありましたが(でもスクールロイヤーとして学校で働き続けたいという自身の希望であり幸いを諦めて健治が代理人として立ち回らなければ斎藤さんにはあのまま大麻の運び屋としてなにがしかの「処分」が下されていただろうわけで、人生なにがあってどう転ぶかわからな過ぎて恐ろしくなるな。白鳥さんと出会えたおかげで助かりましたラッキー★ってな感じではなく「違和感を覚えていたのに軽い気持ちで加担してしまった自分にも非がある」とちゃんと自覚してそれを台詞として言わせているところはとても良かったけど(あと斎藤さんを陥れた幼馴染に“瑞穂はなにも知らなかったと泣いてた”とフォローがあってホッとした。演者がガッチャ本島くんだから))、もうさあ、もうさあ!!鷹野会長の「当たり前だろバカ!!」が全てだったよね。

昨今特に女子の間で「メロい」という表現が使われてるけどわたしはあまり好きではないので滅多に使うことはないんですが、自分を心配して毎日教室を頻繁に覗きに来てるという会長に手紙を書いた斎藤さんの気持ちを想像するじゃん?返事をくれるか怖いし、返事をくれたらくれたでなんて書いてあるのか怖かっただろうなと想像するじゃん?そんで意を決して便せんを開いたらデカデカと書かれた「当たり前だろバカ!!」の一言のみってさあ!これはもう『メロい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』以外にないですわ。
二人の気持ち云々はこう言っちゃなんだけど関係なくって、傍から見ている会長の言動がとにかくメロくて男の見た目にしか興味がないはずのわたしは結構本気で戸惑ってますw。

見た目といえば最終回の予告で健治の家(?)のキッチンらしきところで健治と巌谷先生が並んで料理してるっぽいシーンがあったんですけどなにあれ!??
天文部員たちと約束したナントカ会に巖谷先生も呼ばれましたってことなのか、健治が幸田先生とのことを報告か相談かしたくて「友達」の巖谷先生を自宅に招いたってことなのか、どっちでもいいけど最終回に巌谷先生の出番がありそうでうれしい!。