『Doctor-X 外科医・大門未知子』OPE.5

微笑がえしとかメロン追加催促とか言うほうも受けるほうもノッてることが見てて分かるし、「マジックの助手はいたしません」という毎度おなじみの台詞改変もビシビシ決まるし、大門のキメ台詞を自分のものだと主張するゴッドハンドなんてどっちに転ぶかわからないキャラに別所哲也ってのも見終わってみればエリート感と小物感と胡散臭さとペラさのバランスが見事だったし(白衣の襟立てんなよwww)、現場の雰囲気とか勢いが画面から溢れてて前作もそうだったけど何やっても失敗しない感じがビンビンするわ。父親の仇は誰か?という本筋があった前回に対し今回は外科と内科の争いや主任教授選があるもののそれ大門には直接関係ないわけで、だからやってることっつったら毎回大門無双ってだけなんだけど、それでも毎回楽しめて満足できて、ほんと見てて気分いいんだよなーこのドラマ。
基本ごちゃごちゃうだうだ考察するのが好きなわたしなのでクロコーチの方が「面白い」とは思うけど、これはとにかく見ていて「楽しい」。そしてその楽しさは誰が見ても・・・とまでは云わずとも、少なくとも今期放送しているどのドラマよりも大衆的だと言えると思う。それが数字に直結してるよね。
あと今回の話を見て思ったんだけど、大門の相棒的な存在として同性を配置してるってことも勝因の一つなんじゃないかなと。男社会の中で一匹狼を貫く大門未知子は問答無用でカッコいいけど、ちょっと強すぎるとも思うんだよね。あまりにもスーパーヒーローすぎて視聴者との距離が開きすぎちゃうかもしれない。でも慣れ合うわけじゃないんだけど適度に心許せる城之内という同志のような存在がいることで、大門の人間味が見えると思うのね。晶さんに加え現場に城之内がいることでいい意味で大門の孤高度を下げてるというか。それが未知子の魅力を増すことに繋がってるのかなーと、今回そんなことを思ったりしました。
てか純粋に晶さんと二人の娘ってな関係性がいいよね!。


エンケンさんの海老名が忠犬として生きる決意を表明したことによって結果的に黒化し、ちょっと巻き返したかなと思ったところで次回はフジッキー近藤の背景回かー。とりあえず回を追うごとに増していくどころか5話にして大台突破×2してしまった請求額がいくらになるのかに注目したいとおもいますw。