『それでも、生きてゆく』第2話

うーーーーん・・・・・・・・・。つまり瑛太さん(被害者遺族)と満島ちゃん(加害者家族)は立場こそ正反対だけど、でももう二度と楽しい時間を過ごすことはないし過ごしてはならないし、日常を失ったその辛さであり苦しみは違うものだけどでも似てて、同じような孤独感だったり疎外感だったりを味わい続けて生きるんだと・・・2話はそういうことだったのかな。で、この先二人は不器用ながらも心の距離を縮め、で、お互いを通じてその向こうにいる双方の“家族”の想いを知り・・・みたいな展開になるのかなーと予想しますが、ものすごく酷い言い方をしますが「・・・で?」ってな話なんだよなぁ。確か「許されぬ愛」的なキーワードもあったような覚えがあるんだけど、許されないと思ってるのは自分自身じゃん?。夏祭りで思わず笑い合っちゃった(早いな・・・)先にぶっ壊れまくってる母親がいた=「許されない」の象徴だとわたしは受け取ったんだけど、それは家族間の問題なわけで、世間的には被害者家族と加害者家族がどんな関係になろうが知る余地はないしハッキリ言っちゃえばどうでもいいことよね。文哉が再び少女を殺そうとしてるのではないかという疑いをもって忌まわしい犯行現場に出向こうとしてるというのにお兄ちゃんのいいとこ自慢をペラペラ喋り捲る満島ちゃん→ついにキレて同じ目に遭わせてやろうかと満島ちゃんの首を締める瑛太さん→犯人はお兄ちゃんだと確信できてしまい満島ちゃん号泣→文哉が犯人ではなかったからと満島ちゃんを迎えにいく瑛太さん→夏祭りへゴー! ってこの心情の変化も目まぐるしすぎるし。だから感情移入できるポイントがないんだよね。視点を添わせることができる人物が今のところいない。ただでさえ一般大衆である“普通の人”には共感することが難しい題材なのに(自分だっていつどちらの立場に立ってもおかしくはないって意味では共感じゃないけど何かを感じることはあるかもだけど)、この作りのまま進むのだとするとドラマとしては厳しいよなぁ・・・。
なのでおそらく今後釣り展開がバンバン出てくるのではなかろうか。さっそく次回からは二人の女が加わるらしいし。
公式のインタビューではそこまで描くかどうか分からないと仰ってますが、かざぽん文哉の“動機”はやっぱりポイントになると思うなぁ。今回で満島ちゃんも関係する形で「ひなげし」と「首絞め」というアイテムが出たことだし、瑛太さんと満島ちゃんがモロモロを乗り越えてついに(精神的に)結ばれようとしたその時、ラスボスかざぽんが現れて「実は俺が殺したかったのはお前なんだ(ニタリ)」とか言い出しても驚きませんよw。
てか黒タンク姿のかざぽんの腕がいい感じに筋肉ついてて超焦った(笑)。わたしの中でかざぽんはあくまでももやしっ子のイメージなのに突然そんなもの見せつけるだなんて卑怯だわっ><ドキドキしちゃうじゃないのっ><。初回からサトエリがかざぽんを狙ってるような描写はあったけどいくら過去に何をしたか知らないにしてもかざぽんだぜ?とか思ってたんだけどw、あの腕見ちゃったら乳見せつけ肉食って(食わせて)強引に唇奪うっつのな!!w。