『生まれる。』第1話

父親が急死したと思ったら51歳の母親が妊娠してた!ってだけで充分衝撃だと思うので、堀北ちゃん以外の子供全員に不幸設定ってかトラブル設定ってか、そういうの付加する必要ないんじゃないかなーと思った初回でした。普通の家族でいいと思うんだよね。普通にしっかり長女がいてのほほんとした長男がいて、兄ちゃん姉ちゃんにコンプレックス抱いてる弟がいて甘やかされ放題で何にも考えてない末の妹がいて、そんな普通のきょうだいが父の死と母の妊娠というダブルで衝撃な現実に直面し、それぞれがそれぞれの立場で将来や家族というものに対して悩み苦しみそして答えを出す・・・ってんでよくねーかと。まぁだとしたらあんまり面白くはなさそうだけどw。
いやだってさ、縦軸が母親の妊娠・出産だとして横軸として子供たちの話が必要なのは当然としてもね、長男は実子じゃない上に実の父親から脅されているっぽくて次男は白血病が再発してるっぽくて次女は学校でイジメにあってるとかもうこの時点でそれぞれの話をそこまで掘り下げられるはずねーだろうと思うし、おまけに店に出入りしてる不妊に悩んでる西村知美などという存在までいてさ、これ絶対田中美佐子の妊娠を知ったら豹変するだろ。そんで店の悪口言いふらしてさらに経営悪化に繋がりそうじゃん。どんだけ大変家族なんだよと。それぞれが家族には言えない悩みを抱えているから母親の問題だけに集中できずに姉ちゃんブチキレ!ってな展開になるんだろうけどさ、メインテーマである51歳の母親の妊娠と釣り合わないってか・・・バランス悪いよなーと。養子も白血病も、横軸として描くにはヘビーすぎると思うんだけど。教師に色目使ってると苛められ中の次女が“そういう行為”に嫌悪感抱きまくって荒れるぐらいでいいんじゃないかなと思った。てかオオクラの長男は出生の秘密+不気味な実父の存在のみならず職場でも年上女との関係や、あと先輩にデザインパクられるとかありそうじゃね?。悩むたっちょんはカッコイイけどおー、どんだけネタぶっこむつもりなのかと・・・。あと出し的に釣りネタ出してくるんじゃなくて1話からそれぞれがこれこれこういう問題を抱えてますーと見せてくれたことは親切展開と言えるかもだけど、脚本鈴木おさむって、収拾つけられる気が全くしません。
まー一人何もなさそうな長女・堀北ちゃんが孤軍奮闘しまくるドラマなんで^^ってことならそのつもりで(たっちょんと中健先輩を)見るけどさ。
しっかし若菜は相変わらず緩くてエロイな(笑)。生まれ変われるのならば若菜みたいな女になりたいと正反対なわたしは思いますw。