Pure Boys act3『7 Color Candles 〜セブン・カラー・キャンドルズ〜』@サンシャイン劇場

馬場さんのラストジュテームを見届けようと千秋楽公演に入りました。
馬場さん(とサキモティ)の挨拶を聞きながら目をグッと見開いて上空を睨むようにしながら涙を堪える圭ちゃんと、ダラダラ流れる涙を指でなんども拭う王子の姿を見てたら思わずわたしまで感極まってしまってちゃんとした記憶が残ってません・・・・・・。やっぱりわたし・・・ピュアボ(初期メン)が結構好きだったみたいです・・・。正直こんな泥舟ユニットさっさと抜けて欲しいと思ってたし、いざ卒業が発表されてもやっとこの日が来たと思ったぐらいで悲しいとか寂しいとかそういう感情は全くわきませんでした。でも乾杯ジュテームの曲ふりで圭ちゃんが「このメンバーでやるラストダンス」ですって言った瞬間なんかわかんない感情がグワーーーッてこみ上げてきて、もう馬場さんが踊る五寸釘を見ることはないのかーって思ったら一気に寂しくなっちゃって、ああ・・・わたしにとってもピュアボーイズというユニットはアイドル馬場さんを見るための大切な場所だったんだなぁ・・・なんて思いました。
千秋楽公演後、ほんとに一言だったけど馬場さんに直接長い間ほんっとーーーーーーーーーにお疲れありがとう!ピュアボの馬場さん大好きだったって伝えられてよかったです。もう心残りはありません。これからはお茶の間として*1ピュアボーイズを応援しようと思います!(新メンによるけど・・・w)


以下、内容に触れてます↓↓↓





女性の部屋と思しきマンションの一室に一人の中年男(小宮さん)が入ってくる。男がなにやら室内を物色していると、玄関チャイムが鳴る。慌てふためいた男がトイレに隠れるのと同時に小さな花束を手にした若者(雄一)が鍵のかかっていないドアを開ける。「ミキちゃん」とこの部屋の住人らしき女性の名を口にしながら室内を探す若者だがミキちゃんの姿はない。続いてまたもや玄関チャイムが鳴り、スーツ姿のサラリーマン(圭ちゃん)が入ってくる。サラリーマンはこの部屋の住人である「あかりちゃん」を訪ねてきたといい、そこへまたもやチャイムが鳴り大学生(サキモティ)が「エリザベス」を訪ねてやってきた。大学生はESS劇のサークルに参加していて、エリザベスはサークル内の呼び名だと言う。三人はそれぞれ意中の相手の誕生日を祝うためにこの部屋を訪れており、どうやら「ミキちゃん」と「あかりちゃん」と「エリザベス」は同一人物のようだ。サラリーマンと大学生が自分こそが彼女の「恋人」だ「婚約者だ」と言い合っているところへ宅配業者(馬場さん)が届け物を届けにやってきたが、怪しい外国語で罵り合う二人に驚き部屋から飛び出す。そこへ今度はギターを抱えたロッカー(王子)が眼鏡オタク(永岡)を引っ張りやって来た。ロッカーはこの部屋の住人を「ガッキー」と呼び、眼鏡オタクは「ラスカル21」と呼んでいた。5人が言い合いしていると隣の部屋の住人である浪人生(イトギ)が「うるさくて勉強の邪魔だ」と苦情を言いにやってくる。その瞬間、先ほどの宅配員がナイフを片手に「奥さああああああん!」と叫びながら乱入し、浪人生を人質にとりこの部屋の住人の旦那はどいつだ!と男達にナイフを向ける。盛大に勘違いしている宅配員の剣幕とナイフの脅威に怯え、彼女との“本当の関係”を白状する男達。結局全員が彼女に片思いをしていたことが明らかになる。お互いを牽制しつつしばしの時間を過ごす男達は、誰からともなくこの時間になっても帰宅せず連絡も取れない彼女は今頃本命の彼氏と過ごしているのでは・・・と口に出すことを避けていた事実に目を向ける。そんな時トイレから水を流す音が聞こえ、彼女はトイレにいたのか!?と殺到する男達の前に現れたのは中年男。男達はその男を彼女の父親だと勘違いし、先を争うようにして全力接待。サラリーマンが持ってきた高級ワインで酔った中年男は娘の「マリア」の思い出を語りだす。酔いつぶれてしまった中年男の携帯に「マリア」からの着信があり順に「彼女」と話をする男達は次々と「なんのことだかわからない」と存在を全否定されるが、その電話で「彼女」が今この瞬間自殺しようとしていることを知り、眼鏡オタクを連絡係として部屋に残し、雨が降る中彼女を探しに飛び出していく。一人残された眼鏡オタクは「ラスカル21」さんの書き込みを見つける。そこには『今アメリカにいまーす☆アメリカ人と結婚することにしたので彼の両親に挨拶に行きまーす☆わたしもこれでセレブの仲間入りでーす☆』と書かれていた。男たちは自分達が「彼女のお父様」だと思っていた中年男の正体に気付く。中年男は以前この部屋に住んでおり、その鍵を使って空き巣に入ったのだった。小さな会社を経営していた中年男は不況で会社を倒産させ、妻子を捨てたと言う。最初は騙されたことに怒り自殺しようとしている娘の元へ行きたいと請う中年男の願いを聞き入れようとしない男達だったが、やがて一人また一人とアメリカ人と結婚する「彼女」よりも今この瞬間命を絶とうとしている「マリアちゃん」を救うほうが大切なんだと思い始める。自殺を思いとどまらせようと電話の向こうにいるあったこともない「マリアちゃん」に向けて必死で語りかける男達。男達の想いは娘に対して素直に接することができない父親の気持ちを動かす。父親に会うためにこの部屋に向かっているマリアちゃんのためにかつてやれなかった16歳の誕生日会をしようと盛り上がる男達。玄関のチャイムが鳴り、ドアを開け娘の名を呼ぶ父親を見守りながら男達は「おかえり!!」と声を合わせたのでした。
こんなかんじです。
とりあえずの感想は、彼女ビッチすぎだろ(笑)。
前2作のことを思うと期待度はゼロに近かったわけですが、予想(期待)に反して面白かったです。演技力自体はまぁアレとして、ちゃんと「舞台」としてみることが出来たと思いました。ピュアボ舞台と言えば日替わり一発芸コーナーってかお遊びコーナーをやるって決まりがあるのかとばかり思ってたんだけど今回そういう時間がなくて、(一応)作品で魅せてくれました。最初からこういうのやって欲しかったのよね・・・。あと特に前作よりも遥かに面白かった最大の理由は、基本メンバーが全員舞台上にいる時間が多かったからだと思う。多少の出入りはあるんで常に全員ってわけではないけれど、とってつけたような一人ひとりの見せ場を作るのではなく全員でひとつの作品を作ってた(と思えた)のが面白かった理由だと思う。あらすじを読んでもらえたら恐らくそれぞれの役の想像がつくと思うのですがまぁピッタリではあったし、思わずいやこれオタク舞台なんでそこまで本気で熱演してくれずとも・・・と思ってしまったほどの小宮さんの演技にも助けられて、3回目にして初めて「舞台」を見た、と思えました。・・・って今こうやってポチポチ打っててこれまでどんだけ酷いものを見せられてきたのかと思ってちょっと死にたくなったわ・・・(笑)。
ていうかこう言っちゃうとピュアボのコンセプトが当初のものと違っちゃうんだけどさ、今回の舞台見てたら「イケメン」ユニットとして売るんじゃなければ結構バラエティに富むメンツといえなくもないのかなぁ・・・なんて思ったり。もはや「イケメン」という括りにかろうじて引っかかるのは一人しかいないし(あ、圭ちゃんのことね☆)、ブログもアメブロで書いてる若手(イケメン)俳優なんてゴロゴロいるから例えセットにしたってさして売りにもならないしさ、年イチかできれば年2回程度ピュアボのために(ピュアボが出来る程度の)脚本を書いてもらってみっちり稽古つけてもらってちゃんと「芝居」を見せる演劇ユニットにすればいいかも・・・とか思った。でも乾杯ジュテームは絶対に必要だけど(笑)。


登場順に個別感想を。


雄一くんはミキちゃんのバイト先の先輩(店長代理の代理ぐらい)で、真面目で一生懸命な青年って感じでした。舞台上で一番“普通の人”ポジションだと思ったんだけど、全員の緩衝材として一番重要なポジションを担ったと言ってもいいかも。前回の舞台がロック馬鹿という素の雄一くんからはちょっと離れた役だったのに対して今回は雄一くんののっそりしたキリンのような大らかさ(笑)を生かせる役で、いい役貰ったなと思った。確か演出家の人の舞台に出てるんだよね?きっとそこで頑張ったことが今回の舞台に繋がってるんだと思う。


一部上場企業のサラリーマン役の圭ちゃんはスーツ姿最高。本気でカコヨス。今からでもまだ間に合うのなら一刻も早く会社員になるべきだと思います(まがお)。そっちの方が絶対に人間として勝ち組になれると思います(まがおまがお)。初対面の人には相手の属性構わずまず名刺を差し出す圭ちゃんが好きな「あかりちゃん」はキャバ嬢なのね。で、これ台本上どこまで書かれてたのか楽しか見てないのでわかりませんが、酔ってキレた小宮さんがピュアボメン一人ひとりに(役の上で)絡むって場面があるんだけど圭ちゃんは「お前は一部上場だかなんだかしらねーが、キャバクラとか行ってんじゃないよ!キャバクラじゃなくて鎌倉に行け!大仏になれ!お前今ここで大仏やってみろ!」と滅茶苦茶なことを言われ、その剣幕に怯えながらも真顔で大仏ポーズを取る圭ちゃんwww。最初は胡坐で両手の親指と人差し指をそれぞれ輪にして膝の上に置くポーズ、続いて腕枕で横たわる大仏のポーズと言われてないのに2パターンを披露するwww圭ちゃんに、小宮さんも思わず笑っちゃって「お前は立派な宴会部長としてやっていける!!」とお墨つき与えてるしw。圭ちゃんの役は女の子の冷蔵庫を勝手に開けたり女の子のベッドに許可なく飛び乗り枕の匂いを貪ったりという非人道的行動(笑)を取る際、自分自身に対して伸ばした人差し指を頭上高く掲げそして振り下ろしながら「よしっ!!」と許可を与えるという癖の持ち主なのねw。多分一応心の中で(これやるのってどうかなぁ・・・?)と自問自答した結果出した答えが「よしっ!!」なんだと思うw。これは見た人じゃないと絶対わかんないので言葉で表現するのは無理なんだけど、まじバロスだったw。で、そのベッドに飛び乗る変態プレイの時ね、まず圭ちゃんが「よしっ!」ってベッドに飛び乗ると続いて「あっズルイ俺もっ!」っつって雄一くん馬場さんサキモティも女子のベッドに次々とダイブし枕やら毛布やらの匂いかぎまくったり、雄一くんとか「あ!髪の毛みっけ!」と叫んだかと思ったら喰いやがったwwwwwお前ら最低だwwwww。
そんな圭ちゃんはソファーにどっかと腰掛けお大尽状態のお父様の横でソファーの手を置くとこあるじゃない?あそこに軽く腰掛け足を軽く組むのがめちゃめちゃカッコよかったです。だから圭ちゃんは一刻も早く会社員になりなさい。


サキモティはESS劇サークル部員なのでルー語的な言葉遣いをするという役で、サークル内での呼び名は「シュワルツネッガー」w。衣装やらなにやらは一番気の毒だったかも・・・。劇中もキャラは濃いんだけど見せ場らしき見せ場はなかったかなぁ。でも電話越しにマリアちゃんに語りかける場面は一気にスイッチ入ったってのがわかったぐらいいきなり本気演技モードになったんで、演技の緩急という面においてはさすがの経験値だなと思った。でもね、経験値と言えば聞こえはいいんだけどね、サキモティのダンスはカッコつけすぎだと思うの・・・。前回の舞台では一生懸命踊ってるなってどちらかと言えば好印象だったのに、なんか某武田みたいなダンスになってたよ?なにやら別ユニットでCDとか出しちゃうらしいけど、自分を見失わないでねサキモティ・・・。


馬場さんは赤いキャップを後ろ被り、つまり前髪皆無のデコ全開のビジュアルに泣きたくなりました。おまけにショータイム(でいいのか?w)でもキャップで潰れたヘアスタイルのせいか下手したら目が見えないようなニット帽スタイルの帽子被ってるし・・・・・・なんなのなんでそんな意地悪なんですか馬場さん・・・。
馬場さん演じる宅配便の兄ちゃんは非常に激しい妄想癖の人でして、時々荷物を届けにくるこの部屋の住人である「奥さん」に想いを寄せていて、今日も荷物を届けにきたらスーツの男(圭ちゃん)とへんな格好の若い男(サキモティ)が外国語で言い争ってるのを見て(サキモティがルー語だからw)、“奥さんは最近疲れた顔をしていた→DVか!?→フィリピンマフィアに人身売買される!?”と妄想が爆発し、ナイフ片手に奥さんを救うのは俺しかいない!と意気込んで乱入してくるのね。そんでイトギの首に腕引っ掛け人質にした状態でステージ上を「旦那はお前かあああああああ!」って叫びながら走り回るという役です。うん。馬場さんっていつもこういうハイテンション空周りの役だよね^^。それでも今回の役はこの妄想が後々マリアちゃんに語る自分の過去とリンクしてたんでストーリー上必要っちゃ必要な設定だったのでまぁよかったけど。ていうか馬場さんの口から「奥さんっ!」って単語が出るってそれだけで満足だったんだけどw。宅配兄ちゃん馬場さんの脳内で「奥さんっ」「ダメよ主人がっ」「いいじゃないですか奥さんっ」「ああっ・・・!」的な奥さんとのあれやこれやが妄想されてたのかーと思うとニヤニヤするやん??(笑)



王子はねぇ・・・・・・・・・喉を潰して酷いことになってるとは聞いてましたがほんとーーーーーーーーーーーに酷かったです。ロッカー(それも永ちゃんとかジョニーとかに憧れてるロッカーw)なんで基本叫ぶことを求められてはいたんだろうけど、聞こえづらい通り越して聞こえないことすらあったからね。それでも楽は王子だけマイク装着してたそうで(ステージ真ん中にマイクが立ってたんだけどみんな生声だったんですね)まだマシだったようなのですが、まさかここまでだとは思わなかった。一週間前に自分がギターを弾いてるバンドのボーカルの友達としてライブに来たガッキーが打ち上げで歌った「椎名を聞いて」ギャーーーンと稲妻が走り、運命の女!ガッキーの誕生日に歌を歌ってあげようと部屋を訪れたという役で(椎名ってのは椎名林檎なんだけど、そこの 王子「椎名を〜」 雄一「桔平?」 王子「林檎だよ!」ってやり取りが面白かったw)圭ちゃんたちに何度も何度も「イタイな・・・」とドン引きされるという役としては美味しい役だと思うのよね。ポジション的にもボケ担当だろうし。でも肝心のセリフが聞こえないんじゃ台無しです。圭ちゃんが小宮さんに大仏やれって言われたくだりで王子は「お前はカサカサカサカサ喋るなよ!何言ってるか聞こえないからお前が何か言うたびにみんなが本気で聞き取ろうとして一瞬止まるんだよ!お前が話すと別の意味でみんなが一つになるんだよ!もっとはっきり喋れ!」とか言われてたし。その後小宮さんはさらに雄一に向かって「お前からも言ってやれ!」と振り、雄一も「はっきり喋ってください」言うてたし。これはまぁ「ちょwww雄一おまwwwwwww」って大爆笑だったんだけど、実際笑いごとじゃないってレベルなのよね。ピュアボ舞台だったのが不幸中の幸い・・・というか、かろうじて最後までやることが出来たもののこれがもし外部舞台だったら代役立てるレベルだもん。王子だってなりたくてなったわけじゃないだろうけど、これからピュアボをワントップとして引っ張っていくならばもっともーっと自覚を持たなきゃマズイと思う。
事情が発覚したときだったかなー?キレた王子がセットの階段をガシガシ蹴りまくる場面があるんだけど、最後の一発が空振りになり「ア゙ァ゙――――ッ」って叫んで(掠れ声で)もう一回ドカッと蹴るのがちょっとカッコよかったです・・・王子はチンピラ役ならば結構いけると思うの・・・。
あとあと小宮さんが持ってたマリアちゃんの写真をガッキー以外の女にゃ興味ねーよといいつつも「ちょっと・・・可愛い・・・」とさりげなく自分のポケットに入れたりw、その写真をマリアちゃんを探しに行くなら必要だろうとカッコよく差し出し(この時点までみんなは王子が写真ネコババしたって気付いてなかったのか?w)、受け取るサキモティと 「キング・・・」「シュワルツ・・・」と呼び合うのはキャワだったw。あ、書き忘れてたけど王子の役は自称「キング」ですw。


永岡は前回に続いてルックスを生かしたw変態オタク役。正式名称は忘れましたが美少女仮面なんたらのファンで、「ラスカル21」さんとはそのファンサイトで知り合ったと。でモロモロの情報からラスカル21さんの住居を割り出しマンションの前で写メり部屋の入り口で写メってたところを王子に捕まって連行されたという正真正銘のstk役ですw。普通に合ってるw。この人はピュアボ内における自分の立ち位置がよく分かってるようで、こういう役を演じることに迷いがないと思うわ。前述でガッツリ舞台をやればいいと思うと書いたのは雄一くんと永岡のことがあるからで、二人とも腰入れて舞台演技というものを勉強したらいいのにと今回の舞台を見ていてすごく思った。サキモティの経験値からなる感情スイッチの入れ方がさすがだと書きましたが、同じ場面でサキモティに続いてマリアちゃんと話した永岡はもう鼻水ダラダラ流しながら泣きまくってたのね。感情込めるという意味ではいいとは思うものの、キャラとしてはあの号泣はどうかと思った。二次元オタが電話越しとは言え生身の女と会話してそこまで泣くかよと思った。せっかくここでこうも泣けるだけの感情放出ができるならもっと違うタイプの役をやらせてみたいなと。


イトギは別に・・・・・・。小宮さんのほかに炭谷さんという方がピザ屋の店員役で出演してるのですが、その人と存在自体が大差ないんよね・・・。まぁこれはわたしがそういう目で見てるってかはっきり言えばほとんど見てなかったんでそう感じたのかもしれませんが、同じように加入を知って眉間に皺寄った永岡がまがりなりにも自分のポジションを確立しようと頑張ってる(ように感じる)のに対してこの人からはやる気みたいなものが全く感じられないのよね。未だになぜピュアボに入ったのか、入れたのか、謎すぎる・・・。



前2作はショータイム(笑)が本編と繋がってたんだけど、今回は全く繋がりはなく純然たる「ショータイム」扱いでした。衣装替えの時間稼ぎで舞台のクレジット扱いとしてスクリーンにメンバーのイメージ映像が流れるんだけど、この映像はなかなか良かったです。いや、馬場さんに関しては最高と言っておこう!。劇中もショータイムも衣装(頭部)がアレなだけに短いけどでも前髪が見えてる馬場さんに思わず手を振りそうになったわ・・・。この時までDVD買おうか迷ってたんだけど、この映像がちゃんと見たいので買おうと心に決めました・・・。
今回の歌衣装は全身黒でして(参照→http://ameblo.jp/yagami-ren/image-10280697334-10196995781.html)これまでと雰囲気がガラッと変わってものっそいカッコいいんだけど!!!『愛 Got You』〜『CAUTION』の順でビシっと踊るピュアボがやばい普通にカッコイイんですけど!!!ピュアボに対して「普通にカッコいい」というのは最上級に近い褒め言葉なのよ・・・・・・。歌もまともだし、(9割6分馬場さんしか見てませんでしたが)ダンスも手の動きや腰をクイっと入れるなどなどセクシー系の動きがあったりしてまじまじカッコいいのね!・・・・・・ってこれが森くん振り付けか!森くんが「ピュアボ舞台の振付」をするって聞いててっきり舞台の中でそれらしきものがあるのかと思ってたんだけど、これのことだったんですね。カッコいいのも納得です。
2曲終わったところで挨拶というかグダグダトークタイム。まずは圭ちゃんから順に一言ずつ挨拶。
サキモティはポケットから圭ちゃんが劇中で使っていた名刺を取り出し「○○商事の○○です」(役名忘れた^^)とネタ仕込んできて、圭ちゃんが「それ俺の(小道具じゃん!)」と言うと馬場さんが「それ俺の鏡前から持ってきたでしょう〜」と。するとサキモティは左隣の馬場さんのパンツのポケットに無言で名刺を押しこんでましたw。
永岡はオタに劇中の美少女仮面なんとかの決めポーズというか決めセリフというか・・・両手の付け根の部分をあわせてお花のような形を作り、その手を頭上に掲げて呪文を言わせるのを強要(笑)。恐らく全員がやるのを見て馬場さんが「すげえええええ!」とキラキラした目で興奮してたので恥ずかしいのに超良席でやった甲斐がありました・・・目の前の圭ちゃんにおもくそ慈愛の笑みで見下ろされたわ・・・・・・。
挨拶の仕切りは圭ちゃんで、次の人に向かって劇中の「よしっ!!」と同じ動き&口調で「つぎっ!!」って挨拶を促してたんだけど、受験生役のイトギが毎回本当に豆単に単語を記入していたらしく「今日は何て書いたの?」と聞かれ「今日は特別(単語が)なかったんで・・・」とかなんとかグダグダになりかけたところですかさず馬場さんが「つぎっ!!」ってぶった切ったのは素晴らしかった(笑)。こういう馬場さん初期のアメスタでよく見たなーw。
雄一くんはナイフを持って暴れた馬場さんが正気に返った瞬間手に持ってたナイフをうわーーっ!!と投げ捨てる場面で、2回に1回は自分を直撃しててそこ笑いが起きるポイントだったんだけど、楽でも上手く当たるかなーって心配してたら馬場くんがものの見事に当ててくれて嬉しかったです。馬場くんありがとうございましたとペコリしててキャワキャワ☆


新曲を2曲・・・と美少女仮面の計3曲を披露(オタにポーズ取らせたからw)したけどどうですか?という圭ちゃんの振りに、「ちょっと勝手に使わないで!!ちゃんと許可とって!!コレ(指でお金ポーズ)発生するから。請求するから許可とって」と永岡w。それは冗談として(笑)、新曲のダンスでどこが好き?と聞かれた王子は「タイトルがCAUTION、危険?って意味だからサビのコレが危険」と聞きづらい声でヘラヘラ笑いながら目の横で横ピース☆する振りをめちゃめちゃ嬉しそうに何度もやるもんだから両脇の馬場さんと永岡に腕押さえられながら「やりたいだけでしょ(笑)」って言われてたw。あと馬場さんに「ロボットダンス難しいよね」とニヤニヤ顔で言われて王子がへんてこロボットダンスをやると(そんな振付はありませんw)、馬場さんは「これこの人(王子を指差して)しかできないんですよ!真似しようと思ってもこの動きは誰もできない(笑)」とw。で永岡が王子の「顔失敗した・・・」って呟きをすかさず拾うと王子は「顔作るの忘れた・・・顔だけブレイクダンスになっちゃった(笑)」ってwwwwww自分で自分の顔をブレイク言うなwwwwwwwwww。


一言挨拶が一回りしたところで「このステージで卒業するヒロミとばーちょんから改めて挨拶をどうぞ」と圭ちゃんが言うとサキモティは
サ「一言じゃないの・・・?」
圭「言ったほうがよかった?」
サ「そこで一言って言われて俺がほんとに一言の挨拶して『ほんとに一言かよ!!』って突っ込まれるってのを想定してたのに・・・」
圭「あっごめん(笑)。じゃあ、一言どうぞ」
サ「いままでありがとうございました」
雄「ほんとに一言かよ!!!!!!!!!!!!!!!」
↑これ、文字じゃ伝わらないと思うのですが、どうやらサキモティの一言に対して雄一くんが突っ込むという毎回のネタだったらしいのねw。多分だけど立ち位置が遠くて(上手から圭ちゃんサキモティ馬場さん王子永岡イトギ雄一くんの順)突っ込み切れなかったりタイミングが合わなかったりしたんだと思うw。楽でようやくステージ中央まで出てきてハイテンション突っ込み入れることができてものっそい嬉しそうな雄一くんとサキモティはガッツリ握手w。サキモティは「ようやくできたねー」、圭ちゃんは「あと2秒(突っ込むのが)遅かったら出来なかったよ」とw。
続いてサキモティは真面目モードに切り替えて
「同期として一緒に入った雄一はすっかり面白くなって、圭ちゃんはいつも(あらゆることを)拾ってくれるし蓮ちゃんは(頭)おかしいしねw、たっくんはお金せびるようになったしw、馬場は・・・・・・馬場はいいか(笑)。いときゅんはまだ入って6ヶ月ぐらいだけどこの公演だけでも動きとか自然になって成長したしね、安心して後を任せられます」
と。そして
「ほんとに友達・・・友達ってのは違うか・・・仲間?みんなすごくいい奴で、こんなにいい奴ばかりのグループってないと思うし、この現場を離れたくないし、まだ全然実感がわかなくて・・・大切な場所です」
というようなことを言葉を選びながら言っていて、
馬場さんもまた
「初代・・・初代・・・なのか?僕は最初からピュアボーイズに参加して、メンバーがほんとにいい人ばかりでスタッフさんやお客さんにも恵まれて、活動するのが楽しかったです」
と、二人ともピュアボメンバーみんないい奴と何度も何度も言ってました。馬場さんの挨拶を聞いてる圭ちゃんは目に力入れて見開き斜め上を見ながら涙落とさないように堪えてて、王子はもう指で涙拭いながらボロボロ泣いててね、サキモティも目が真っ赤だし、馬場さんは身体の前で握り締めた両手が震えてるし、これはヤバかったわ・・・・・・。
で、二人が挨拶を終えたところで圭ちゃんが「これで終わりじゃありません。ピュアボーイズの代表曲と言ってもいいあの曲をやらなければ終わりません。このメンバーでのラストダンスになると思うんで・・・」とか言うもんだからここでわたし涙腺決壊しました・・・ラストとか言うなばかー!
・・・と思ったら、「しっかり目に焼き付けてもらって、それでうちに帰って美化してもらってね!」ってちょwwwww美化ってなにそれwwwwwwwww。
そんで
圭「じゃあ最後の曲紹介はばーちょんから」
馬「はい。最後なので真面目にやります。・・・聞いてください。『バンビーナ』」
全員「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
自分で言って爆笑する馬場さんをちょおま!!!ってボコるピュアボの皆さんwwwww。そんな内輪もめ(笑)をサキモティが真っ赤な目しつつも「見ちゃだめー><」と両手をブンブン振ってガードw。
サ「確かにバンビーノは思い入れあるねw」←と言いながら軽くバンビーナの振りを踊る
圭「確かにね。深夜まで練習したしねw」
という振りで涙が一旦引っ込んだところで(笑)乾杯ジュテーム!!!
何度も何度もなーーーーーんども言ってますが乾杯ジュテームはネ申だからね!!!!!最高最強ジュテーム大好き!!!!!この曲の馬場さんの立ち位置はほぼ上手なんだけど、わたし上手の超良席だったもんで馬場さん最後のジュテームをまばたきしない勢いで目に焼きつけまくりました。やっぱばーちょんのジュテームさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお><ジュテーム ジュテーム って指すのも五寸釘も全部全部さいこうだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお><久々の生ジュテームに興奮する一方で、馬場さんとサキモティとすれ違うたびにみんな手を握りあったり拳ぶつけあったり背中ポンポンって叩きあったり目を見合わせて頷いたりしててね、もう二度とこれを、ピュアボの馬場さんを生で見ることはないんだと思うととんでもなく悲しくなったりしてもうわけわかんないことになったんだけど、最後の決めポーズは卒業する馬場さんとサキモティが最前面で膝をつくんだけどね、曲が終わっても馬場さんは立ち上がれなくて、両手付いてうつむいた状態でふるふる肩震わせてんのね。そんで永岡や雄一くんに抱え起こされてんのね。これはさすがに泣いてまうって。こんな馬場さん見たことないもん。顔上げた馬場さんが号泣してたらこれ以上はもう無理って思ったんだけど、馬場さんは涙を流すのではなくむしろ力使い果たして脱力してるって感じだった。それがまたハートむんずと掴まれるってかよおおおおおおおお、馬場てめーカッコよすぎるんだよコンニャローーーーーーーーー!!ってなんかすっごいムカついたしw。わけわからんw。
歌い終わって上手にサキモティと馬場さん、下手に5人と軽く別れたところで圭ちゃんが「ぼくら5人はこれからもピュアボとして頑張っていきます。ばーちょんとヒロミもね・・・『一生ピュアボーイズ』だから」と言うと一生かよ(笑)って二人からちょっと笑いが零れてw、そこからはもう抱擁タイムですよ。順繰りにガシっと抱擁を。馬場さんの前に抱かれようと並ぶピュアボメンたち(笑)。サキモティと雄一くんの同期はなんかすごく可愛かった。デカイ雄一くんがちっこいサキモティにもたれかかるように抱きついてて、サキモティは泣きながら背中をさすってあげててね、耳元でなんか言ってんだよね。すごい萌えたわ・・・。雄一くんは馬場さんにも押し倒す勢いで抱きついててw、そんな雄一くんの頭を頑張れよって感じにワシャワシャーっとかき回すようにして撫でてあげるお兄ちゃんばーちょんハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン★あんなでっかいのに末っ子ポジとかなんだよ雄一かわいいじゃねーの!w。そしてやはり馬場さんと王子、馬場さんと圭ちゃんの初期メンはいろいろとヤバかったです。王子の顔もヤバかったが俺の顔も。初期メン最高。
最後に馬場さんとサキモティがガッツリ抱きあったところを王子が二人まとめて抱いてやる!ってガシってして、そこに次々をみんなが飛びついて団子になって泣きながらキャッキャ飛び跳ねるピュアボーイズのみなさん・・・・・・なにこの可愛い生き物たち・・・・・・。前回の卒業式も団子になってたけどあの時と比べると明らかに何かが違うよ・・・・・・。
最後の最後に全員で手を繋いで挨拶しようとしたところでサキモティと馬場さんに向かって「早く手繋いでっ!もうっ!!」と言う永岡キモスw。なんかもたついてると思ったらどっちが上から手を繋ぐか揉めてんだけど!!!しかもわたしの目の前で!!!!!可愛い可愛い馬場サキモティ可愛いよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(ボロ泣きで)。
そして最後の最後の最後は舞台上に残った二人が「しーっ」とオタを静かにさせて
サキモティ「ありがとう!!」
馬場さん「ございましたっ!!!」
と挨拶して終了でした。


前回の卒業式と違って今回はすっっっっっごい良かった。ちょっと寂しいけどでも楽しくて、ちょっと悲しいけどでもとても幸せな時間でした。冒頭で書いたように馬場さんにとってピュアボはもはや何のメリットもないと思っていたので卒業は喜ばしいことだと思ってだんたけど(ホラ、卒業=上に行くことらしいしねっ★)、一つの「グループ」として同年代の仲間とキャッキャする馬場さんを見れるという意味ではものすごく貴重な場だったのではないか・・・と今更ながらピュアボという存在のありがたさに気付いたわ。現在の馬場さんはピューロランドの王子様なので歌って踊る姿は今後も見ることができるだろうけど、一人ではなくグループの一員として歌う馬場さんは恐らくもう見ることが出来ない・・・んだよな。本業はもちろん俳優ですから歌い踊る仕事なんてないほうがいいに決まってるんだけど、いざそういう場所が一つなくなってしまうとやっぱり寂しい・・・というか、ちょっとばっかり喪失感はあるかな。オタとは我儘な生き物なんです。


馬場さんもサキモティも卒業おめでとう。これからも心は一生ピュアボーイズとしてwもっともっと上にのぼっていってください。

*1:舞台写真が開演前と開演後で5.6種類全て異なるものを販売するとかいつものことながら阿漕すぎ。いい加減ついていけないわよね