『Pure BOYS Back Stage File #1』

Pure BOYS Back Stage File #1 [DVD]

Pure BOYS Back Stage File #1 [DVD]

舞台そのものの質はちょっと横に置いておくとして、スタッフのレベルの低さというか運営のまずさに不満と不信感を覚え、最後には呆れるしかなかった初めての舞台を終えたピュアボさんの1stDVDです。DVDの感想を書く前に・・・一言。アイドル舞台を含め、過去になんどか観劇経験があるわたしが自信を持っていいます!ピュアボの舞台(の運営)が一番酷かった。当券並びの列も満足に作れないし、パンフは早々に売り切れるし、写真が紙だし、握手できる人数が回によって違うのは仕方ないことだと諦めるとしても握手するための条件がCD+DVD → CDかDVDどちらか+Tシャツでも可 → グッズなんでも二点で可 と日々変わるし、何かを尋ねたら「そんなの知りません」とか平気で言われるし、正直やりたい仕事じゃない部分があるだろうけどそれでもメンバーは頑張ってると思うのに、このまんまだと哀しいがピュアボに未来はねーな・・・と思いました(ないほうがいいのかもしれないけど)。ネットアイドルぐらいの感じで気軽に企画立てたら思いの他オタが釣れて儲かることに気がついちゃって舞い上がってる感じがミエミエで、どこの事務所が主導権握ってんだか知らんけどほんともうちょっとなんとかしてくれよと。はぁー、だいすきだからこそ腹立つんだよな・・・。
でもこのDVDはなかなか良いです。期待した以上に良かったです。本編がピュアボとしての初顔合わせシーンからレコーディング、PV撮影のメイキングというかバックステージ映像みたいな作りで、特典が各メンバーのセルフショートムービー(というかカメラ渡して自分撮り?しながら好きなものとかちょっとした日常を紹介)と個別インタビュー。そりゃね、生で見たいに決まってんのよ。生に勝るものはないわよ。でもさ、こうやって好きな時にDVD見てカッコいいなー可愛いなーってグヘグヘやってるのがストレスたまらなくて一番幸せなのかもなーなんてちょっと思ったり。
初対面の時、滝と圭ちゃん(だったかな?)とアイボリーが椅子に気まずそうな感じで座っててw、そこへ麻聖が来るんだけど、アイボリーがさっと立って
アイボリー「はじめまして、加藤と申します」
麻聖「あ、中山麻聖です。よろしく」
っつって麻聖から手を差し伸べて握手ってのがあって、妙にドキドキしたわw。アイボリーのことをピュアボメンバーがみんな“人懐っこい”って言うんだけど、アイボリーの印象のせいでわたしの中ではそういうイメージが全くなくてピンとこなかったんだけど、コレ見てああちゃんと挨拶ができて自分から話しかけたりすることに躊躇しない子なんだなーと。それに比べて武田の態度悪っっっ!!!なんかムスっとした態度で部屋に入ってきてろくに挨拶もしないし、1人ずつ自己紹介がてら意気込みを述べてる時も聞いてるんだか聞いてないんだかわかんない態度だし、自分の時はおもきしそっけないし、ここんとこ相当力入れて注目してるんでいい加減武田のキャラも分かってなんちゃって輩なんだなこいつはwって思えるから今はいいけど、これそれこそミュ組オタがそれ目当てで見たらなにこいつ!?って思いそうw。ミュ組もミュ組で、二人から見たら感じわるいのよねーこれがまたw。もうそれこそ気心知れてる仲間なわけだから当然仲良しというか会話も弾むし仲間内のノリでなんかキャイキャイやったりしてんのよ。最初は微妙な空気だったんだろうなぁってのがひしひしと感じられて、それはそれで楽しかったんだけどw。
ダンスレッスンの映像が結構あったんだけど、やっぱりアイボリーのダンスが酷いwwwwwwwwwwwww。乾杯ジュテームの一列になって互い違いになるところを練習してるときに最後尾の王子とその前に位置するアイボリーが“難しいねっ”って感じで苦笑しあっててワロタw。PV撮影時に野音のステージ上で1人踊りの練習をするアイボリーはすごく絵になってて、やっぱこの子ビジュアル(素材)は一番だわ!!と思えるんだけどねー、ダンスが破壊力ありすぎるwww。
稽古中にばーちょんの誕生日があって、お約束の顔面ケーキをやった後「あれ?滝口くんもこの前じゃなかったっけ?」とか誰かが言い出して、ばーちょん以上にぐっちゃと顔つっこまされる滝www確かばーちょんにだったと思うけど、ケーキぐりぐりと押し付けられてたからねw。そして、稽古後のばーちょん滝が顔つっこんでひどいことになってるケーキを即食う武田おまえwwwww。その後ついでに「南くんもこないだじゃなかった?」って圭ちゃんも顔面ケーキの餌食にされてたw(つっこむシーンはなかったけど)。
稽古映像で一番んきゃああああああああああっ!!!と思ったところは、アイボリーにゼリーを“あーん”してもらう麻聖の図でした。同じ歳なせいか、アイボリーと麻聖は仲良さそうに見えてちょっと安心w。あとPV撮り終わった後の打ち上げ(ばーちょんの挨拶がグダグダだったw)で、麻聖がカルピスらしき白い飲み物でアイボリーがジンジャエールらしき炭酸飲料だったのもモエたw。
レコーディングやダンスレッスンの様子に乾杯ジュテームとバンビーナが被さる映像だったんだけど、乾杯ジュテームのPVは誰がなんと言おうとわたしの中ではもう さ☆い☆こ☆う☆ なんであれに替わるものはありえないんだけどw、バンビーナの方はあのエセ青春群像ドラマみたいなのよりこっちのがいーのにと思いましたw。てかバンビーナPVの最後になんかやってるのはだるまさんが転んだだったのか・・・。
あ、そうだ。見てて気になりまくりだったんだけど、レコーディングの時王子がふっつーに着てたフリルのシャツはあれ私服・・・・・・・・・なんですよね・・・?(おそるおそるw)さすが王子。
特典映像の方は、映像そのものは良かったんだけど、マルチアングル形式というか7人分を一遍に見れないのだけが難点かな。セルフムービーとインタビューも繋がってないから5分弱ぐらいの映像を見終わるたびにメニュー押さなきゃならないのがめんどくさい。まぁ一度全員分見たら(もしかして好きメン以外見ない人の方が多い?)あとはアイボリーぐらいしか見直さないと思うんでいいっちゃいいんだけど。
アイボリーのセルフムービーはそれ自室?それとも物置??って聞きたくなるほど雑然とした部屋でwお気に入りの一品として写真集や台本を紹介してくれたのと、「ちょっと素振りをしたいと思います」とテニスの素振りを披露!!!!!テニスは趣味だか特技だからしいんでまぁごく普通のことなのかもしれないんだけど、このDVD見るのってかなりの割合でミュにも興味ある人だと思うわけで、これってもしかして一種のアピールというか伏線なんだろうか・・・なんて思ってしまったのだけど。あと大丈夫か?と思ったのは、これどっかの屋上らしきところで素振りしてるんだけど、外の景色がばりばり映ってて、これもし自宅だとしたら特定しようと思えばできるんじゃ?と思ったんだけど・・・。アイボリーの事務所って所属してるの女性ばっかりだから女オタの怖さを知らないんじゃないかって若干不安を覚えた。
滝は台所自慢というか調味料自慢wをしてくれてたんだけど、オイスターソースは冷蔵庫に入れたほうがいいんじゃないか?と思ったw。あと滝は今気象予報士の勉強をしてるんですって!イメージ通りすぎて怖いw。
麻聖はものっそい寝癖で自分撮りwww。これ他の人ならチッ計算かよ汚ねーなって思うもんなんだけど、麻聖はガチですw。ませいはいいこw。
王子はキコキコ音がうるさいブランコに乗ってたwwwwwwwwwほんとおかしいこの人wwwww。
麻聖も王子も“ビリヤードやってるカッコいい俺!”を撮ってるんだけど、麻聖は間接照明を多用してる感じのオサレっぽい空間で、王子の方はおもいっきり蛍光灯のなんとか会館みたいなところなのが面白すぎるw。
圭ちゃんは愛車でドライブしながらの俺撮り。きゃあああああああああああああああああああああああっ!わたし免許ないんで車運転する男にすこぶる弱いのよーうw。しかも密室内で聞くと圭ちゃんの声がめちゃくちゃエロイ☆途中でカメラをごそごそいじりながら「レインボーブリッジ綺麗なんですよー。レインボーブリッジを渡るためだけに車出すこともあります」みたいなことを言うんだけど、次の場面では「綺麗でしたねー」とか言ってて、見せてくれないのかよっ!!って突っ込んだわwww。
武田のお気に入り&オススメ漫画は「大きく振りかぶって」だそうで、映像化の際はキャッチャーのあべくんを僕がやります!って言ってた。ヤヨたん、そこらへんどうなの?w
ばーちょんはなんか見たことある映像でした・・・。麻聖の寝癖は狙ってないけどばーちょんの寝起きは絶対狙ってるw。そうだ。麻聖とばーちょんはブログ更新の様子を見せてくれたんだけど、ブログ発信アイドルなんだからこれは全員分見せてくれたらよかったな。
で、個別インタビューで「近い目標と遠い目標は?」という質問をされてたんだけど、それぞれの答えがなかなか興味深くて、
武田・近→ 納得できる映画を何本も撮る(出る)こと 遠→ 家族を大切にできる人でいたい
麻聖・近→ 映画に出たい 遠→ ドラマでも映画でもいいから主役をやりたい
アイボリー・近→ ドラマとか映画を中心にやりたいし、CMとかにも出れたらいいな 遠→ 映画とかで活動しつつ、イメージを固定されない人になりたい
圭ちゃん・近→ 舞台だったりドラマだったりもっといろんな人に見てもらいたい。いつか主役をやれたらいいなと思う 遠→ この世界で必要とされる人間でありたい
滝・近→ ピュアボとして大きな舞台に立てたらいいなと。ラジオ以外にも番組を持てたらいいなと 遠→ 舞台にしろ映画にしろ、いつも新しいものを発見できる感性を持ち続けたい
王子・近→ ピュアボとして7人が集まってできるもの。あと他のメンバーの個性を学んで自分に生かしていきたい 遠→ まだしっかりしたビジョンを持ててないからビジョンを作るために少しずつ頑張っていきたい
ばーちょん・近→ ピュアボ7人で活躍したいし、個人でもいろんなジャンルで活躍したい 遠→ 役者でもあり、いいお父さんでもある、みたいな人になりたい
とまぁこんな感じで、近い目標をピュアボでの活動で考えてるのが滝と王子とばーちょんで、それ以外のメンバーは自分個人の活動を思い浮かべてるんだよな。これだけでピュアボに対する熱意を量るのはちょっと強引すぎるとは思うけど、でもピュアボとして出してるDVDの中でピュアボとしての活動よりも個人としての活動を語るってのもどうかと思うわけで。圭ちゃんはまぁギリギリとしても上の3人は全くピュアボとしての活動なんて頭にないみたいだし、特にアイボリーなんて「イメージを固定されない人になりたい」とか言っちゃってますからねw。まぁ「この前は二枚目の役をやってたのに、今回は三枚目の役なんだ」みたいな感じで、役柄を固定されたくないって意味で言ってるんだけど、ピュアボ=アイドル として見られるのがイヤだって言ってるようなもんじゃねーかと。メンバー自身がピュアボーイズというグループとして活動する上での共通ビジョンを持ってないってところが問題というか、そもそもちゃんとしたビジョンを持って立てられた企画ではないんだろうなぁと。最初に書いたように舞台ひとつ満足に運営できない大人たちがやってることだからね・・・。あと、俳優グループとして考えても、麻聖は遠い目標として主役をやりたいと言ってるのに圭ちゃんは近い目標として主役をやれたらと言っていて(王子と学さんと一緒にやる映画はトリプル主演なのかな?)、滝はオタ向け映画ではあるけど既に主演を経験してるんだよなぁ。性格の違いもあるだろうし事務所の違いもあるんだろうけど、一見同じレベルの若手俳優が集まってるように見えて実は全然バラバラなんだよな・・・なんて思った。
まぁウダウダ文句言ってもわたしはピュアボがだいすきみたいなんで、ピュアボがなくなるのが先かわたしが飽きるのが先かわかりませんが、その日がくるまで全力でカモられる覚悟はできてます。
まずは写真集だおね!きっとサイン会とかやるんだろね。1冊につきメンバー1人がサインします!とか言われちゃって、わたし7冊かったりするんだろうね。怖いねー。