ブロードウェイミュージカル『PIPPIN』@天王洲 銀河劇場

相葉弘樹くんが主演の回を見ました。オタ丸出しの感想です。
↓内容に触れてます↓



パパイヤ鈴木さん(以下パパイヤw)がパパイヤそのものといった感じで飄々と狂言回しを演じ、頭はいいけど度を越した世間知らずのピピン王子が生きがいを探す物語を歌とダンスで紡ぐ・・・そんな舞台でした。
OPシーンでまずダンサーさんが登場し、続いてピピン以外の登場人物が登場するのですが、ダンサーさんの衣装が男女ともにピッチピチのホットパンツでして、えーっと、わたしのお目当ては相葉っちのピピン王子ではあるのですが実はダンサーの中にもお目当てがおりまして、えーっと、
ガウチのホットパンツ姿ヒャアアアアアアアああああああアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああっん!!!!!
ほんとわたし↑こんな感じだったw。しかもわたしの席が前から3列目でして、いやあ、ガウチの太ももに注目ってのは情報として入れて臨んだんでそれなりの心構えはしていったつもりだったんだけど、わたしの心構えなんてハナクソ程度のもんでした。パンツ短けええええええええええええええええええええええええええ!あれよ、トキオのボーカルさんがデビュー曲ではいてたのよりもさらに短いのよっ!股関節丈なのよっ!!ガウチの半パン姿はミュで見てるんで今更そないにドキドキしないだろだなんて軽く考えてたわたしがバカでした。もうパンツから生えてる足の筋肉が!とくに太ももの筋肉がすごいのおおおお!!!飛んだり伸びたりするたびに筋肉が蠢くのが分かって、もう視線釘付け太ももロックオン状態。パンツのことばっかり言ってますけど、ベージュと白を基調にしてレースをあしらったような片方の裾が長いデコラティブなジャケットを着用し、足元は濃い茶色のブーツタイプ(両足のブーツの丈が違う)のダンスシューズで、パーマでうねった髪は全部片方のサイドに持ってくるような感じで、とにかくもうめっちゃくちゃ可愛いくてエロイのw。ジャケットはおめかし服で基本はジャケット脱いでへそだしぴっちり半袖衣装だしさ、途中で上裸、つまりホットパンツいっちょになったりもするんですもの・・・・・・もうね、ほんとガウチの肉体を堪能したって感じwww。
相葉っちの衣装は微妙・・・。白地に胸のあたりにVのラメラインが入ってて袖口がちょっととんがってる感じのノースリーブに、アラジンみたいな裾絞りの足首見える丈の青いサテン地のパンツにベルト状の青いキラキラ布を腰巻+薄い水色のシューズ。髪の毛は茶色くてちょっと外ハネ風でした。もうねー相葉っち細すぎ。腕は結構鍛えられてる感じなんだけど、胸板とか腰周りとか少年のような細さなんですけど・・・。実際国王やおばあさまに「痩せた」とか「ゲッソリ」とか言われてたけど、これキメル様の時も言ってるのかなぁ。ピピンが少年から青年になる物語なんで、相葉っちのあの華奢さはピピンぽいとは言えるんだけど、さすがに成人男子としてその細さはどうよ・・・強引にわたしの肉を押し付けたい・・・と軽く涙目w。
ていうか学さんが相葉っちの弟は全力でねーよwwwww。ピピンの腹違いの弟役を学さんが演じるのですが、もう学さんの役ズルイ、美味しすぎ。ナルシストでマッチョでアルゼンチンタンゴも踊る身体と力は強いけど頭はちょっと足りない子wwwとまるであて書きじゃねーかと思うほどピッタリの役で、しかも衣装がすっごいの!上がメッシュのノースリーブから乳首が透けててwww、金色のぴちぴちパンツに紫のブーツだったかな・・・とにかくどこかに紫が入ってて、戦に出るときはメッシュの上にママン(ピピンにとっては継母)が買ってくれた真っ赤な鎧をつけんのw。ただでさえ暑苦しいというかもうウザイwwwってのにどうなのこれw。学さん演じるルイは基本「近い!!」て言われるキャラで、お父さん(国王)が好きだから必要以上に密着しちゃうの、頭足りないからw。王が戦いの前に祈ろうと二人の息子を誘うシーンでは王の斜め後ろにピッタリくっついてマントをひざ掛け状態にしてたぐらいwww。でもなんでだろう、ウザイことは間違いないんだけど、なぜか憎めないんだよなぁw。そんなところも学さんっぽいw。親子だからママン役の杏子さんと二人で踊り絡むシーンが多いのですが、アクの強さで全く負けてなかったのはすごいと思った。
外国の大学に留学してたピピンが学業を終え、教授たちに挨拶をして国に戻るところから物語が始まり、書物を読んだり学問を学ぶだけでは満たされないピピンは弟の影響もあり、戦に出ることを望む。相葉っちのピピンは天真爛漫なバカ王子らしくてめっちゃくちゃ可愛かった。勉強はできるからそういう意味ではバカじゃないんだけど、世間知らずで清らかすぎるあまりバカにしか見えないw。許してもらえないのならどっか戦争をやってる国に行くもん!と大学出た男が言うセリフじゃねーだろwというダダこね作戦で国王である父親に戦に出ることを渋々許してもらい、マイ剣を手にしてわーいわーい!戦争楽しいっ!!ってはしゃぎっぷりが相葉っちらしくてとても良かったですw。
初めての戦を勝利で終えたピピンでしたが、求めていた充実感や達成感は得られず、ガウチ演じる殺された死体の話を聞き、戦には自分が求めてるものはないとあっさり見限りとりあえずおばあさんの元を尋ねることにする。おばあさんの話(歌)を聴いてる時は体育座りして自分の膝をさわさわ触ってみたり、走るときはまるで“パタパタ”って擬音が聞こえるようだったし、何をやっても可愛いピピン。行動はアホな子そのものというか、思いついたら即行動する行動力はあるんだけど諦める(見限る)のも早く、自分が何を求めているのか漠然としたイメージしかもってないくせに王子だけあって生活には困らないから好きなことができちゃうというはっきりいってめんどくさい男なんだけど、でも許せちゃうというか、もうしょうがないなあって思えちゃうのは相葉っちのあのキラキラオーラと愛らしさがあってこそだと思った。逆にキメ様のピピンがどんな風なのかすっごく気になる。キメ様ピピンは相葉っちピピンとはまためんどくささの質が違いそうw。予想以上に歌が多い舞台で、出演者はみんな上手い人ばっかりだから余計に相葉っちの歌のつたなさが目立ったというか音程が危うい箇所は何度もあったけど、精一杯のびのびと歌う相葉っちの歌はピピンの純粋さが伝わってくるようでこれはこれでなかなか良かったと思ったんだけど、でもキメ様回はやっぱ迫力が違うんだろうな。くっそー、やっぱキメ様回もとればよかった(って、取ろうとしたときは既に売り切れだったんだけど・・・)。
おばあさまから人生はもっと気軽に楽しむべきとアドバイスを貰ったピピンは乱交してみたり(ここ上裸ガウチに夢中で相葉っちあんま見てなかったw。わたしのバカー!)w画家になってみたり(赤いベレー帽被る相葉っちキャワー!)信仰の道を追い求めてみたりするが、どれもそれなりにこなすもののやはり充実感は得られない。このシーンでもう信仰も辞めた!ってロザリオを首から外すという演出があっただけど、ロザリオを外す勢いでマイクがズレてしまったらしく、「マイクが・・・・・・」言うてパパイヤにごそごそ直してもらってたw。どうやらこれ初回でもあったらしいのですが、わたしが見た回は「マイクが・・・」のほかに「クソッ」とも言っててw、ハプニングではあるんだろうけどさほどハプニングって感じでもなくアドリブ入れてやりすごす相葉っちはちょっと素敵でしたw。
国王の圧政に悩む国民の話を聞いたピピンは国王を倒して自らが王になる!そしてみんなに優しい国を作る!と立ち上がり、継母の入れ知恵にまんまと乗せられついに国王を殺してしまう。そして王の座についたピピンは自らの理想どおり悩める人々の願いを何でも聞き入れるが、当然そんなことでは国は立ち行かず、結局は父親と同じことをしようとしている自分に気付き、父親を殺したところからやり直すことを望む(パパイヤの描く物語なのでこういうことも可能なのです)。ここ、杏子さんと学さんの見せ場なのですが、前述の通り学さんが杏子さんにオーラ負けしてなかったのがほんとすごいと思った。やっぱあの顔とあのガタイは武器だよなぁ。領地の者たちの陳情を「うん!わかった。そうしよう!」と片っ端から受け入れるバリ笑顔のバカピピンもまた可愛かったんだけど(さっきから可愛いしか書いてないんですけど、ほんともう延々と言い続けたいぐらい可愛かったんだものw)、このシーンではガウチが貴族役として頭に金の帽子みたいなのを被り黒いマント姿で登場するのですが、喋り方がちょっと仁王が柳生の真似をしてるっぽかったw。

2幕の冒頭は相葉っちのリコーダー演奏から!!!ステージの真ん中に座ってリコーダー吹くピピンはどこか寂しそうな少年のようでそれはそれは可憐で可愛かったのですがまたもや思う・・・リコーダー吹くキメ様も見たいとwww。
国王になることに失敗したピピンは失意のどん底で道端に倒れているところを子持ちの未亡人に拾われる(すごい展開・・・)。未亡人がどんなに心を開かせようとしてもピピンには届かなかったが、ピピンが旅立とうとしたその時、未亡人の息子・テオの可愛がっていたアヒルが病気に罹り、助けを求められたピピンはアヒルのためにテオとともに何時間も祈りつづけ、祈りは届かずアヒルは死んでしまうが落ち込んだテオを励ますことによってピピンは立ち直る。そうこうしているうちに未亡人にまんまと絡めとられるピピンw。最初は楽しい毎日だと思ったが、そこはピピン、またもやすぐ飽きてしまい、未亡人の元からも逃げ出す。こうやってあらすじを書いてると改めてピピン根性ねーなwwwと思うわけですが、一生懸命テオを励ますピピンはもうめっちゃくちゃ可愛かったw。最初は新しいアヒルを飼ってくる(見向きもしないテオ)→青い九官鳥?のパペット(ウザイよといわんばかりに乱暴に払いのけるテオ)→ピピン自身が両手に白い羽を嵌めて「ほら、アヒルだよー」って言うの(溜息ついてピピンから離れるテオ)w。もう可愛すぎる。何をやってもテオに拒絶されてその度に「ひどいっ・・・」とか言うんだけど、それがまるでサボテンと会話する不二先輩のようでしたw。あと未亡人に言いつけられてモップで掃除するんだけどこれまたすぐ飽きてw、「もう飽きたー」って言っておしりの下あたりでモップの柄を横にして持ち軽くスネた後モップでサーブの素振りもしてたw。ダンサーさんとともに鍬もって踊るのも可愛かったなぁ(ついでにガウチも・・・)。
そしてついに迎えるクライマックスシーン。パパイヤが用意した見たことないほどの衝撃的なクライマックスとは、ピピンが自らの頭をピストルで撃ち抜きその生を終わらせることであった。OPシーンから度々ガウチがノリノリの前のめり状態でパパイヤにピストル見せて出番まだー!ってやってたんだけど(何度も近っ!!!ていわれてたw)ついに出番がw。ピピンのクライマックスのために用意されたステージ上に駆け上がり、ピストルを片手でくるっくる回し、ビシっとポーズ決めてピピンにピストル差し出すガウチハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★めったくそかっこええええええ!ピストルを受け取ったピピンを盛り上げようと全員総がかりで激しく歌い踊って盛り上げるんだけど、頭振り乱しまくりの腰振りまくりでガウチノリすぎwwwww。
いやいやながらもピピンは自らの頭にピストルの弾を撃ち込むが、「やっぱりもう一回やらせて」と言って生き返り(←パパイヤ判断でこういうことも可能ですw)、「やっぱりやめた」と衝撃的なクライマックスからも逃げる・・・。そして再び現れた未亡人の元へと戻り、テオと三人で暮らすことを選ぶピピン。パパイヤは「刺激的な人生を送りたいという人は立候補してください。私達は精一杯サポートをする準備があります」と言い、舞台上のスポットライトの真ん中にテオが座り、2幕冒頭でピピンが演奏したようにリコーダーを吹く。そして幕。・・・とまぁこんな感じの舞台でした。パパイヤによってむしろ入れすぎと思うほど説明が入るので分かりやすかったし面白かったんだけど、ちょっと冗長かなぁとは思った。そういう物語なんだけど、結局ピピンが同じこと繰り返してるだけだからなぁ。
何度も何度も書いてますが、相葉っちはほんとーーーーーーーーーーーーーーに可愛くてそしてやっぱりキラッキラだった。今回は特に役柄的にもピッタリだったものあって、まさに王子の輝きだったもの。あの舞台栄えっぷりは天性のものだと思う。さすがに3年近く舞台に立ち続けただけあって、初座長だってのに堂々としたもんだったし、相葉っちの今後がすごく楽しみになりました。
ある意味一番出番が多かったのはガウチ。ダンサーとしての出演だけど、クレジット見てわかるようにダンサーと役者の中間みたいなポジションで、セリフもちょこちょこと結構あったし、死体役wのほかに眼鏡かけて(キャー!)ニュースキャスター役もやってた。戦から逃げ出した後、パパイヤがピピンに渡した戦の結果を伝える新聞をニュースのように読み上げる演出だったんだけど、あのちょっと高い声でハキハキと読み上げてて一言一句はっきりと聞き取れたし、ガウチやるなガウチw。ただ、わたしの席は前の方だったんだけど下手よりで、ガウチはポジションが上手のことが多くて、結構被ってよく見えないことがあったのが残念だった。パパイヤの頭マジ邪魔!!!取れ!そのヅラすぽっと取れ!!と何度も思ったわw。あ、思い出した!ピピンのおばあさま役の中尾ミエさんのソロをピピンの他にあれどういう設定だったのかなぁ?村の若者って設定だったのかなぁ?ダンサーさんたちも座って談笑しながら聴いている(コーラスもするけど)という演出があったのですが、女性ダンサーの腰に優しく手を回しながら耳元でなんか囁くガウチを目の前で見れましたw。ちょっとときめいたwww。ガウチはほんと楽しそうに踊ってて、見ててわたしも嬉しくなった。あー、ガウチはやっぱりダンサーなんだなぁって改めて感じました。そんなに身長あるわけでもないしスタイルいいわけでもないんだけど、手が長いから踊りが大きく見えるんだよな。あと首も長い?(というより顔でかい?←言ってもうたw)せいなのかなぁ、ガウチって頭が動いちゃうというか頭が流れちゃうのね。他のダンサーさんが頭動いてないのにガウチだけ1人頭を逸らしちゃっててうっとり気味というかセクシー系になってることがままあったw。途中、ピピンに男性ダンサーが1人ずつ絡む場面があって、ステージ上で二人だけで踊る相葉っちとガウチってのはわたしにとってまるで天国のようでした。思い出すと今でもウットリできるわーw。てか上島先生、振り付けがお馴染みすぎるwwwww。曲のキメどこで顔を客席にバッと向けるとかさ、二人で踊るときに背中合わせでポジションチェンジするとか、どっかで見たことあるようなもんばっかりなんだもんw。この公演DVDにならないかなぁ。トークショーのダイジェストも入れてくれるなら12,000円でも払うのにw。
カーテンコールのご挨拶で、パパイヤから「代表して相葉っち」といわれて一歩前に出て客とともに自分に拍手しちゃう相葉っちw。「自分に拍手しちゃった☆」って可愛すぎるこの男w。「あと残すは千秋楽の2公演だけなんですけど」と相葉っちが言うと、共演者たちからいっせいに「そうなの!?(知らんかった)」的なリアクションがwww(ダブルキャストの相葉っち以外はまだ5公演残ってるから)。「もうガチガチなんですけどっ」に愛のこもった失笑を向けるガウチw。
学さんとガウチはカテコでやたらとはしゃいでてw、出演者が一列に並んで手を繋いでお辞儀する時、繋いだ手を上に上げすぎてよろけるというミュでよくみかけるおふざけしてたり、2回目のカテコで幕が上がる瞬間になんかふざけっこしてたらしく、学さんがガウチの衣装の右脇腹あたりを破いちゃってwwwwwパパイヤたちに「ガウチー!!」って言われてたwww。相葉っちは「何やってんだよ・・・すいません、ほんとに・・・」て言うてたw。“ガウチ”呼びされてんだーw。
相葉っちという文字よりもガウチという文字の方が多いことで分かると思いますが、わたし完璧にガウチに落ちたw。いや、あの太ももに落ちたw。


ということで。今日はダブルピピン王子のトークショーに行ってきます。