ミュージカル『テニスの王子様 The Imperial Presence 氷帝 feat. 比嘉』

東京公演も終わり、マイ楽から既に一週間近く経過したわたしの脳内では早くも記憶が薄れ始めてますが・・・4A公演と5A(古川不二)公演の一言感想と、とりあえずのまとめ感想を残しておこうと思います。
以下、内容に触れてます↓↓↓



青学4代目×氷帝
事前の下馬評wではダントツの一番人気だった4Aは、わたしが見た日が4Aの東京ラスト公演だったってのが関係してるのかしてないのかそこいらへんは分からないけど、なかなかの気合いの入りっぷりでよかったです。でもねえ・・・・・・お互いそれなりに経験を積んできてるのは確かだと思うのだけど、その経験を生かしてさらにもう一皮向けてやろうというガツガツとした感じは受けなかった。いい意味でも悪い意味でも“安定”してた。例えて言うなら倦怠期を乗り越えた結婚4年目の夫婦って感じw。
でも歌はやっぱりさすがの4代目だと思った。手塚・乾と低くて太い声出せる人がいるから低音に安定感があって迫力あるんだよね。4代目のザ・トップはかなりいいと思うわー。あとショーゴリョーマが♪でもそれがなんだ〜♪って歌うところはすごい好き。あとやっぱり古川不二がニヤニヤしながら流し目で「誰かさん」って言う相手は大ちゃん手塚じゃないとしっくりこないわ!



青学5代目(古川不二)×氷帝
13日昼公演は古川くんがダンス歌ベンチワーク全てにおいてものっそい気合い入ってて、不二ショーのキメポーズとかそのまま絵にしたいほどかんっぺき!!!!!でめちゃめちゃよかったんだけど、古川くんのこういうテンションっていつかも見たことあるような・・・としばし考えて思い出しました。風魔舞台でお母様とお姉様が見に来た回の気合いと同じだとw。
相葉っち公演時、このポジションが相葉っちから古川くんに変わったらきっとわたしの目は潰れてしまうんだろうと思ったカテコの不二・菊丸・手塚の並びは想像以上の麗しさで目が潰れるどころか興奮しすぎて内臓出るかと思ったわ。いや多分ちょっと出たw。特に姐と馬場ちゃんの並びのイケメンっぷりはまじパねえええええええええええええええええ!!!!!てか顔ちっちゃ!!!!!!!!!あんなもんとまともに目見合わせてブサイク面で手振るなんてできるわけねーっつの!相葉っちの時は相葉っちが軽く引くほどアピったわたしですが、これは無理さすがに無理!!!自分があの人たちと同じ空間で同じ空気吸ってることすら申し訳ない気分になったわ。イケメンの相乗効果って恐ろしいわよねほんと・・・。
あと5代目ゴールデンのウフフアハハーはなぜあんなにも甘く可愛く恥ずかしいのか!?ルックスだったら絶対4代目>5代目なのに実際の可愛さは4代目<<<<<<∞<<<<<5代目なのは何故なんだ!?と思ってたんだけど、決め手はセリフ言ったあとにゴールデンがコショコショ話する時に辻本大石が「えーほんとにぃ〜?」って言うからだと気がついたわ!!4代目はコショコショ話してるだけで声は聴こえてこないのよ。その差かなと。さすが子役上がり、多分あそこはセリフとして台本に書かれてはいないと思うんだけどちょっとの隙間も逃さない辻本くんさすがだわ。
あとFGKSでリューキリョーマと龍之介日吉が通路で向かいあって、まず日吉が帽子の鍔をクイっと下げてアゴを上げるリョーマのまねっこしたらリョーマもすかさず下剋上ポーズをやってみせて、そんな2人の楽しそうにキャッキャ笑いあってる姿を鼻息あらく興奮しまくりで凝視してたんだけど、ふと気配を感じて振り向いたら(通路横席)そんなわたしを海堂がものっそい生暖かい笑顔で見下ろしてて「うわっ!見てたっ!?」って思わず言っちゃったら“うん、ばっちり見てた”って感じで頭をうんうんって2度振ってくれた瞬間わたし恋をしました、5代目海堂に。でも名前分からないw。



最初の1.2回までは曲はガツンとこないし詰め込めるだけ詰め込んだせいか余韻もさほど残らないし、公演としてはイマイチかなぁ・・・と思ったもんですが、3回目ぐらいから段々と面白くなってきて、曲もいつのまにか口ずさむほど好きになってました。なんつーの?スルメ型?あ、リフレッシュ以外ね。あれだけは認めん!。ザ・トップはもちろん、ヴァーサスVSもシンクロ〜あれはシンクロ〜も氷の世界に跪けもタイブレークも好きだし、背びれ(不二曲)なんて踊り子不二先輩を反芻してハァハァできるまでになったし。ザ・トップは2幕の最初のトリオ曲から入るのが一番好きだな。その後のD1への入り方も含めて。で、一番好きな曲はクイックリーです。♪せっせっせっせっかち☆♪ってとこが好きすぎる><。まぁ短期決戦=せっかちとは違うとは思うけどw。てかクイックリーの雰囲気がAとBで全く違うのが面白いの。Aはまさにガツガツしてる感じで攻撃的なんだけど、Bは軽やかで余裕すら感じられるのよねー。アクロなんかはむしろAのが軽やかなのに歌うと逆になるのが面白い。これが若さというものか(対龍之介限定w)。
背びれはねー、何度見ても意味が分かりませんがわたしとしては当然背びれが一番の見所でした。ごめん安くてw。相葉っち公演回の感想でも書きましたが、相葉不二の背びれは雨でサスペンデッドになったのは残念だけど試合のない不二先輩の心の中で静かに燃える炎を鎮めるにはいい雨だって風に見えたんだけど、古川不二のはまさに踊り子にしか見えないわw。最初わたし♪え〜び〜で〜♪って聴こえてたんだけどおともだちが違うよあれは絶対背びれだよ!って言うもんだからそうとしか聴こえなくなってw、そしたらあの不二先輩は人魚姫でイケメン御曹司との身分違いの恋に身を焦がしてるようにしか見えなくなったんだけどwww。お友達はまるで場末の踊り子だって言うしー!

マイ見所は背びれですがw、今回の主役はやっぱりジローだと思うわ!どっちのジローもほんっっっっっっとにかわいいもん。動きも可愛いんだけど表情がめちゃめちゃ可愛いんだよね。ジロー単品だけでなく、D1の試合を見てるときの岳人とのコショコショやりとりとか、日吉の肩に手を置いたり揉んだりしてちょっかい出し続けるジローにその手を律儀かつ乱暴に振り払い続ける日吉とか、ジローが忍足の膝の上にゴロンと寝転ぶと忍足がジローの頭を優しくナデナデしてあげるんだけど忍足の視線は完全に試合を向いててその直後ジローの顔の上で腕組みする忍足に怒るジローとか、試合を終えた日吉や樺地を心配するようにいたわるようにタオルを渡してよくやったなって声かけてあげるのとか、ジローの全てが可愛いわっ><。
そんなジロー最大の見せ場がS1前のジロー劇場なんだけど、Takuyaジローの後半公演は今日は誰と試合しようかなあ〜?って青学の1人を選んで喧嘩売るwってのが定番になってたんだけど、5代目手塚を選んだことがあって、ポーカーフェイス歌いながら勝負を挑むジローに“そうまで言うならやってやろうじゃないか”と言わんばかりに腕を組んだまま立ち上がった手塚をあの不二先輩(古川くん)が必死の形相で止めてたのがすっごいモエたわー。いつもにこやかな笑みを絶やさない不二先輩だけどこと手塚のことになるとムキになっちゃうのねっ><

そうだ。桃城の流血はメイクさんが一瞬の内に顔に塗りつけてるそうですが、いつだったか忘れたけど5代目桃城の時口の周りが赤くなっててケチャップつけた子供みたいな顔になってたのは笑ったわー。雨といいこれといい、ほんとスタッフさんにはお疲れ様ですこの先も頑張ってくださいと言いたいです。


相性としては4B 5Aの組み合わせがいいかなーと思った。4とAは共に受ける立場だと言っていいと思うんだけど、お互いがむしゃらにぶつかってくる5とBのほうが凸凹がピッタリ嵌る感じでいいんじゃないかなーと。てか今公演で最初に見た組み合わせだからかもしれないけど、5A公演の成長っぷりは目を見張るものがありました。ピリピリとした緊張感が感じられたし、後半の5A公演の前までに何度か見たってのに飽きないどころか一層興奮したし体感時間がほんと短いの。それだけのめりこんで見てるってことだと思う。きっと受ける側の氷帝Aもみるみる成長する5代目に触発される部分が大きかったんじゃないかな。別に4代目が成長してないと言ってるわけではないのでそこは誤解しないで欲しいのですが、4代目の成長が個々の成長だとすると5代目はチーム一丸となっての成長って感じがしたんだよな。だから目に見えやすいしパワーとして感じられやすいのかなーって。氷帝Bは1度しか見なかったんでどれだけ変わったかこの目で確かめることはできなかったのだけどレポを漁った限りではこっちもぐんぐん成長してるらしいので後半公演取ればよかったなと今めちゃめちゃ後悔してます・・・。てかピヨ圭が見たいいいいいいいいいいっ!見終わってからほとんど注目してなかったキャストを好きになるミュの法則(わたし内)ここでも発動だよ・・・。写真買えばよかった・・・・・・。浜尾写真3つも買ったってのにピヨ圭買わなかったわたしの馬鹿!
最初はWキャストだなんて萎えまくったし今でもやっぱり賛成はできないけど、実際こうやって組み合わせの妙ってのがあるんだってことを実感することができてそこを楽しんでるわたしがいるわけで、地方(福岡と福島)も行きたいと本気で算段してるわけで・・・。それにWだからこそ本公演を客席から見て自分の糧にすることもできるわけだし休みもそれなりに入れられるわけだし、なんか結局マベとネルケの思う壺だよと思うとほんっとに腹立たしいのですが、とりあえず今は地方公演も怪我や病気やアクシデントなく無事に務めてくれるよう祈ってます。