ミュージカル『テニスの王子様 The Imperial Presence 氷帝 feat. 比嘉』青学4代目×氷帝B@日本青年館

見たおともだちからいろいろと話は聞いてましたが、B鳳のカタコトっぷりはマジでちょっと洒落にならないレベルだわ・・・・・・。どこだっけなー?D1の「死んでもとめます!」の前のセリフだったと思うんだけど、一言も聞き取れないレベルで何いってるかわかんなかったのよね・・・浜尾とは違う次元で。別にどこの国の人であろうがキャラに合ってりゃかまわないとは思うものの、それはちゃんとセリフ言えるのが前提だろうと。きっと必死で勉強(というか練習)してるんだろうから少しずつでも上手くなっていくだろうし上手くなってくれなきゃ困るんだけどさ、いくらなんでもこのスタートラインはないわー。これでキャラの再現度が文句なしにひれ伏すレベルってんならまだしもそこいらへんも微妙だしね、海外展開はキャストの身体のことを考えてくれるのであれば(そこが一番不安なところなんだけど)勝手にやれば?と思うし海外公演のために日本人でないキャストを入れるのもキャラに合ってるんであれば、不二先輩でなければ、まぁいいや・・・ってスタンスなのですが、それは最初に書いたように不自然でないレベルで日本語喋れてこそってかそれが当然じゃないの?と思った。
とまぁ今更言っても仕方のない愚痴から入りましたが、氷帝Bは鳳のインパクト>>>>>>>>>>>>>>その他って第一印象でした。まぁそんな鳳なもんで全ての面において宍戸さん(村井くん)がフォローというかカバーというか・・・面倒を見てて、それが宍戸さんの兄貴っぷりに繋がってたとも言えなくはないんで100%ダメだとまでは思わなかったけど、うーん・・・せめて「一球入魂!」だけでも完璧に言えるようにしてくださいお願いします。

この流れで村井くんにも触れてしまおう。今回ちょっと特別な存在であるケンケンとのWキャストということで、もしかすると氷帝メンバーの誰よりもプレッシャーを感じてるのが村井くんではないのかなぁなんてついつい余計な心配をしてしまいつつの村井宍戸さんでしたが、ビジュアル・歌・ダンス・演技全てそこそこ・・・という感じ。この“そこそこ”ってのがニュアンスとして微妙なところなのですが、2日目にしては“そこそこ”問題ないレベルで出来てたけど、某舞台で主役を完璧に演じきったあの村井くんにしては“そこそこ”でしかない出来だとも言えるの。宍戸さんにも村井くんにもさほど思い入れがないわたしですらそうだから、もどかしく思う人もいっぱいいそう。
ていうかね、氷帝Bっていい意味でチャラチャラしてて、都会の学費高い私立の学校に通ってる裕福な家庭の子たちって感じがしたんだけど、村井くんの宍戸さんだけは1人貧乏臭い感じがしたのねw。苦労してそうな感じがしたの。きっと奨学金貰ってるんだろうなぁ・・・お金持ちのスポーツであるテニスをやるために新聞配達とかバイト掛け持ちしてるんだろうなぁ・・・練習でお腹空いてるんだけど食費がなくて水道の水(公園の)がぶがぶ飲んで空腹を満たしてたりして・・・・・・的なね、昭和な空気を纏ってたのよ、1人だけw。実際に宍戸さんは努力の人、ハングリー精神の塊だから方向性としてはさほど間違ってないとは思うんだけど、なんかちょっと違う気が・・・w。あとやっぱ小っちゃすぎる・・・・・・・・・・・・。元々そんなに大きくないキャラだから大丈夫かなぁって楽観してた部分があったんだけど、群舞になると埋もれちゃうんだよね。これは多分性格的なものもあるんだろうけど、もっとガツガツとしたオーラを出してほしいと思った。オーラで自分を大きく見せてほしいと思う。村井くんはそれが出せる人だと思うから。


樺地はまぁ普通かな。跡部様が脱いだジャージをベンチでめちゃめちゃ丁寧にたたむ糟糠の妻樺地の図はよかったです。あと手塚に倍返しされてショックで固まった時の顔がブッサイク(褒めてます)でこれもよかった。雨が降る中の「バァウ!」もワッシーより声量があるからよく聞こえたし。ただちょっと小っちゃいのよね。もうちょっとガタイのいい樺地であったなら合格点をあげることができるのに。大ちゃん手塚があんまり大きくないじゃない?だからS2のビジュアルバランスはむしろいいのよ!(実は4Aで心配してるところはここです。手塚が小っちゃく見えたらどうしようって・・・)でも井上跡部が結構でかいから樺地があんまり大きく見えないのよね。そこが残念。


慈郎はTakuya慈郎があまりにも可愛すぎたせいでハードル上がっちゃったってのに結構良かった。今回の氷帝公演の裏主役は慈郎と言っても過言ではないかもしれないわ!Takuya慈郎ほど愛らしさはないんだけど、愛嬌は充分。ていうか今回のTakuya慈郎って例えるならば子犬タイプだと思うのね。尻尾振ってみんなの周りをちょこまか動き回り跳ね回る活動的な慈郎。で、内藤くんの慈郎は猫タイプ。基本眠そうで気が向いたら応援し、興味がある試合だけ目を輝かせるって感じ。実は全国大会の慈郎ってあんまり記憶にないんだけど、少なくとも本来の慈郎に近いのは内藤慈郎の方かなと。あとこの子歌も踊りもなかなかのレベルだと思うし、S1の前に乱入する時の「やっぱC」の「C」がすごい躍動感のある綺麗な「C」で感動したわw。まったく違うタイプながらもどっちもすごくいい慈郎なのでなんだか嬉しいな><。


岳人と日吉はどっちもビジュアル的には悪くないレベルなんだけど、日吉が思ったよりもデカイわ。なんかヌボーっとしてるw。岳人は美人。わたしミュキャスにおいてはどうやら女形タイプの顔が好きらしく(例:相葉っち・古川くん・平田・高崎くん)もれなく福山くんの顔も好みでした。当然写真買ったわw。でもなー、わたしの中の岳人ってチームメイト以外に対してはおもきし底意地の悪さを発揮する性格極悪キャラなんですよね。イメージ的にはキャンディ・キャンディのイライザ。ルイルイの岳人は口元ひねって笑う顔がものっそ性格悪そうなんでオッケーなんだけど、福山くんの岳人はいかんせん可愛すぎる。そして可愛すぎる顔と太い首のギャップにビビるw。
動きとしてはやっぱりねー、Aチームの2人が抜群すぎるだけにそれと比べるとどうしても見劣りするのは否めません。試合そのものの体感時間もAに比べて長かったように思う。もし今回WキャストでなくBチームが新生氷帝として目の前にいたならば満足できたかもしれないぐらいではあるんだけど・・・。てかわたしが見た回のAは神レベルだったからね!。緊張や経験の少なさが原因で身体がまだ思うように動かないってんならいいんだけど、特に岳人はことアクロバットにおいては基本能力の差があるんじゃないかなぁと思ったのよね。キメどころで同じ動きはできてるものの、福山くんのアクロバットはなんか重いの。日吉が演舞ポーズ決めて岳人がバク宙する場面とかかなり足首に負担かかってそうな着地なんだよなぁ。歌の途中でネット飛び越えるのも中盤あたり疲労が溜まってきたら足引っ掛けそうでまじ怖い・・・。ネット飛び越えは細貝日吉もなんだけどw。そうそう細貝日吉と言えば、演舞テニスのポーズがちょっとかっこ悪かったです・・・。てかこれも龍之介がカッコよすぎるのが悪いのよー><。でもこれは練習次第でどうとでもなると思うから細貝くんは毎晩寝る前に龍之介のポーズをDVDで見ながら1時間鏡の前で演舞ポーズの練習しなさい!


忍足はBチームの中に入るとなんか自然。岳人と並ぶ秋山忍足は普通にうっとりできるわ。てかね、F.G.K.Sの最後のところで忍足と岳人が舞台どセンター(つまり前方ブロックどセンターに座ったわたしの目の前)で背中合わせて腕くみながらエッヘン!みたいなポーズしやがったのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお><><><これわたしを筆頭に回りのオタどもからギイイイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!ってすごい悲鳴だったわw。これがルイルイ岳人だったらちょっぴり微妙な気持ちになると思うのよ・・・ルイルイの背中を預けられるのはタクミだけなんだから><って思ってしまうんじゃないかと思うのよ。でもこの2人ならばなんのためらいもなく絶叫できた。しあわせまんぞく。こういう気持ち、どうやったらマベに伝わるのかしら・・・。
あとこれは多分4代目桃城のせいだと思うんだけど、S3がクソつまんなかったです・・・。「なんやまたお前か、桃城」から「はよ病院行きや」までずーーーーーーっと感情の変化が一切見られませんでした。いわば心閉ざしっぱなし。5代目桃城との試合はここまでではなかったから相性の問題だと思ったんだけど、もしかして早くも疲れてきてるんだとしたら今後が心配です・・・。


井上跡部は華はあります。なんの不自由もなく甘やかされて育てられてる最中のわがままっぽい感じはあると思う。樺地の感想で書いたように結構身体つきがしっかりしてて手足長いしシルエットはなかなかの跡部っぷり。ベンチで右足立てて左足をだらーんとして座る大股開きもなかなか様になってると思った。あと氷の世界の歌の時跪いたリョーマと客席に背中を向けて両手を ↑_○_↑ こういう形にするポーズがあるんだけど(わかりにくくてごめんなさいw)このポーズはものっそいかっこよかった!!
・・・なんだけど、口開くとちょっと残念なのよねぇ・・・・・・。声が若いってか軽いってかソフトってか・・・跡部のイメージとちょっと違うんだよな。だから言葉に重みが感じられない気がする。200人の部員の頂点に君臨する王様って感じがしないのよ。ごくせんに出てくるようなカラーギャングのリーダーとかならピッタリなんだけどw、跡部の貫禄とオーラはまだないかなぁ。久保田は周りがいわゆる初代だから今のところはしかたないとしてもBは樺地も含めて横一列に見えた。仲良さそうでまとまってる感じ。これが他の学校ならこの段階でこれだけチームっぽさ出せるのっていいじゃない!って思うところなんだけど、氷帝はチームでありながらチームっぽさを全面に出してほしくないのよね。跡部を“頂点として”ってのが氷帝の肝なわけだから、井上もだけど他のメンバーもそういう意識は持つべきだと思う。
あ、そうだ!どこだか忘れちゃったんだけど1箇所「アーン」はヨシっ!!と思えるところがあったわ!声質は違うものの言い方はそれそれ!!って思えた「アーン」があった!けど「勝つのは俺だけどね」から「ハーッハッハッハ」って笑いあうところはやる気あんのかと。恥ずかしがってんじゃねーぞと。これはショーゴもね。「勝つのは俺だけどね」とかましリョーマをおもしれーじゃねーかって顔して見るのはすごくよかったからそのまま何もかもをかなぐりすてて高らかに笑ってほしいわ!


あちこちの感想で見かけましたが、わたしもBの合唱の声は好き。それと全体のシルエットというかバランスはむしろAよりもいいと思う。多分今はまだAを追うことで必死な状態だと思うのだけど、早くBらしさが出てくればいいなと思います。



4代目は相変わらず。このチームはほんと淡々としてるわよね・・・。なんなんだろうこれ。先日5代目手塚(主にルックス面w)をベタ褒めしましたが、大ちゃんの手塚を見るとやっぱ手塚ってこの濃さがないとダメよね・・・と思ったw。イップスの歌うたってるときなんてどこの歌謡ショーかと思ったもんね。高らかに歌い上げすぎw。
ショーゴリョーマも相変わらず可愛くて、ふてぶてしさとかナマイキさはリューキのほうが元々の素質として持ってそうなぶん上かなと思うけど、跡部との死闘の果てに倒れたリョーマが先輩たちに教えてもらったことを思い出すシーンのナレーション(だよね?あれ生で言ってないよね?)とかフラフラと立ち上がる姿はショーゴのが上よ!!そして帽子を取ったショーゴたんのめんこさったらもうもうもうっ><。ここはわかりやすくビジュアルのショーゴ対演技力のリューキだと思うんでw、お互いのいいところを伸ばしつつ相手にあって自分にないものを取り込めるよう切磋琢磨しあってほしいわ!!・・・ってビジュアル面の向上は難しいかもだけどw。
新タカさんはビジュアルはなかなかのタカさんだと思った。髪をちゃんと茶色くしてくれてるのも好印象だし、なにより顔がちゃんと情けないおサルっぽいw。リフレッシュの寿司屋衣装もなかなか似合ってたし。ダンスは全く目に入らなかったんで(だってついつい姐を見てしまうんだもの・・・)わからないけど、こっちは日本語全く問題ないみたいだし、あとはこの全くできない4代目のベンチワークを盛り上げてくれることを期待します。
ベンチワークと言えば桃が海堂に“おめーも声出せよ”って感じで持ってたメガホン渡そうとしてギロっと見られただけで無視されて、リョーマに“どうよこいつ?”ってアピールしたんだけどそっちもおもきし素無視されてんのがバロスだったわw。
あと乾とゴールデンペアはベンチワークに関してはちょっとは成長の跡が見えたってか少なくともやる気は見えた・・・と思う。特に浜尾は頑張ってたしやる気が見えたと思ってたんだけど、ブログみたら遊んでたこと反省してるとか書いてあってなるほど、これのせいかとw。浜尾のことだからこれがいつまで続くかわからないけどわたしが見た回はまぁよかったです。
てか5代目があれほど可愛かったシンクロ前のウフフアハハーは期待はずれ。もうまおまおととよよのウフフアハハーは天使レベルで可愛いと信じて疑ってなかったのに普通だった・・・。ショックです・・・・・・。
今回一番頑張ってるなーと思ったのばばっしー乾でございます!ベンチワークもそうだけどかなり激しめのダンスにも必死で付いてってると思う。少なくとも努力の跡は見えるわ!でも「ウォータフォー」はなんなの・・・・・・・・・。それ独自解釈なの?ばっしー。まだ初見の人が多いから笑いも出てるけどそのうちここでシーン・・・とならないか心配です。
そうそう、乾ですけども、カテコの時に眼鏡を取って渋めの笑顔でにっこり笑ったんだけどね、さっきも書いたけど真ん中だったわたしの席の前の人がその乾を見てズキュンと撃たれて身体ごとのけぞってたらしいwwwww妹が「人がハート撃たれる瞬間始めてみた・・・」って呆然と呟いてたわw。

古川不二ソロは卑猥w。


カテコの最後、一列に整列する時大ちゃんが下がろうとしたところに古川くんがいてぶつかっちゃって、よろけた大ちゃんを脇の下から両手を入れて支えてあげる姐のものっそいうれしそうな顔が印象的でございました。
あとF.G.K.Sを終えて幕が下がる寸前舞台の端で投げキッスかます部長見てキャー><って本気の歓声あげてごめんなさいほんとごめんなさい。


今回一番盛り上がったシーンは沖縄に帰ったらとりあえずダンスの練習しましょうかってなことで殺し屋を1フレーズ歌い踊ってくれた木手様with知念でございました。木手様はネ申。甲斐と平子場コンビは大丈夫なのだろうか・・・見れないけど心配><。