まさかこのドラマを最後まで完走できるとは思ってなかったわー。それも最後まで楽しく見続けられるだなんて、嬉しい誤算でした。
正直まったく期待してなかったんですが、まどか以外の研修医よりむしろ先輩医師たちのほうが掘り下げられてて(角田先生の手術を次の主力となる「同期三人」でやることになるとか胸アツ)終わってみればいろんな「選択であり生き方」が描かれていてなかなかに良い「群像劇」でした。
最終回の吉岡さんだけでなく、小久保寿人が患者役をやった回であれだけしっかりと「医師として死と向き合う」ことを描いているというのに、その反面医師が“バッセンのボールが腹に直撃して気絶した(というか意識を失った)のに姫だっこで運んでソファーに寝かせる”なんてことをしてたりとゆるふわ描写も結構あったりはしたけど(そうそう”血管を切除”するとなって顔面に血がブシャッ!となって大ピンチ!とならない手術シーンは新鮮でしたw)、なんといっても芳根ちゃんがめちゃめちゃ可愛かった。ドクターKの「正体」が角田先生だと知った瞬間の飛び上がりっぷりとか「クッソ可愛いな」って声に出して言っちゃったもんな。
「キラキラ主人公と共に研修医をやってる同期5人組の1人」というらしからぬポジションで出演した吉村界人くんも、一瞬“いつもの感じ”になりかけたけどなんだかんだで新しい一面を見せられたと思うし、リタイアせずに見続けられたのは中盤で「他の女と野球観戦」してたってんですわ修羅場か!?からの超前向き「お別れ」をかましてくれた今となっては影も形も存在していない元カレ・渡邉圭祐くんのおかげですw。